遺伝子検査で潜在能力がわかる!?

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最近、遺伝子検査で潜在能力がわかる本が発売された。大ヒットで品切れになったそうだが、この遺伝子検査はどうやってやるの？　と思ったので検査会社に詳しいことを聞いてみた。答えてくれたのは遺伝子検査の正規代理店さん。

遺伝子検査をするには「まず細胞を採取し、それを上海の検査会社に送ります。そこで検査機にかけて分析を行う」のだそう。この検査会社は2001年から人間の遺伝子技術を研究するために中国政府の助成を受けて誕生した機関だというからすごいですね。

それってどんな潜在能力がわかるの？　と聞いてみたところ、「もともとは国家のプロジェクトとしてオリンピックの選手や天才を見つけるために開発されたもので、IQ、EQ、音楽、絵画、ダンス、スポーツ6項目の才能を分析できます」と担当者さん。41種類に渡る多岐の項目を組み合わせて、それぞれの資質が見分けられるのだとか。

「四川の重慶では今後の教育方針を決めるために市営幼稚園で子供全員の検査を行っています。潜在能力があっても、何もしなければ才能は伸びません。どういった教育的アプローチをしていくか」が子供の将来には重要になってくると考えられはじめているそう。

検査を受ける年齢は、「検査は10歳までに受けるのがおすすめです。それ以上の年齢になると周りの要因に左右され出してしまいます。検査結果によって幼いころから能力に合わせた教育をしていくために受けるのが検査の狙いです。中学生くらいになって物心ついてから、自分のやりたい希望が出るとなかなか才能を育てるのは難しくなってしまう。なぜ大人の検査が少ないかといえば、大人になってからは環境要因による才能が伸びることが多いから」と担当者さん。子供のときは、“蛙の子は蛙”で、大人は“門前の小僧”っていうことなんですね〜。

それにしても遅いとは思っても、潜在能力を今から知りたいと思うのはカシハラだけでしょうか……。
（カシハラ＠姐御）