リストバンドがこの状態になったら、計測開始!

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夏は終わりを告げたが、日差しに終わりはない。油断ならない。不意に「アレ!?」というような直射日光が、我々に襲いかかる。そんな日が、まだまだ訪れるに違いない。

そこで注目したい、この新アイテム。「ミアドリームトレーディング」が9月中旬より発売している『UVサンセンス』は、どのくらい紫外線を自分が浴びているのか測定してくれるリストバンドである。

使い方は、まず室内で装着をしてから外出。そして太陽光を感知すると、バンドの色が変化する。その様子を見ることによって、どの程度の紫外線にさらされているのかがわかるのだ。
……と言っても、それだけならば新しくない。既存の紫外線測定アイテムと異なるのは、日焼け止めを塗った状態でどの程度の紫外線を浴びているのかチェックできるという点。肌と同様にリストバンドにも日焼け止めを塗るのが、『UVサンセンス』の正しい使用法である。

でも、どうしてそんなことが可能となる? それは、皮膚と同様の仕組みを持つ「多孔フィルム技術」をリストバンドの外側に採用したため。
これで、日焼け止めを塗った皮膚と同様の状態にすることができ、使用している個人の日焼け止めに対する想定も可能となったのだ。

そこで、私も実際に『UVサンセンス』を試してみました。
その前に、気をつけないといけないことがある。それは、日の当たらない場所で装着しなければいけないということ。太陽の下で巻こうとすると、自分の身に付ける前にリストバンドが紫外線を感知してしまうから。それだと、正確な測定ができない。

というわけで、室内で装着。日焼け止めを塗るのも、忘れずに……。この時点では、リストバンドのカラーは薄いピンク色。しかし表に出ると、バンドの色がどんどん濃くなっていく。これが紫色に変わったら、「計測開始」の合図!
そして、近所を何となく散歩。う〜ん、なかなか変化の様子は見られない。もう、夏はとうに過ぎたしな……。よし、これを装着したまま一日を生活してみたいと思います。

そんなこんなで、数時間後。チラッと自身の腕に巻きついたリストバンドを確認すると、いつの間にか「SunSense」の文字がバンドと同色化してきている。これが、日焼け止めを塗り直す合図だ。日焼け止めの効果が切れてくると、リストバンドはこういう状態になる。
その際は、肌と一緒にリストバンドにも日焼け止めを塗ることを忘れてはいけない。なぜなら、「日焼け止めは足りているのか?」を測定するリストバンドなのだから。

実は、『UVサンセンス』にはこの先のステージも存在するという。リストバンドが黄色になった時、それは「紫外線浴び過ぎ」のサイン。ここまで来ると、肌を覆うか日陰に入った方が良いと考えるべき。もう、今日は日に当たらない方が賢明というほどのレベルのようだ。

……といった“紫外線測定リストバンド”、同社では特にお子さんへの利用を推奨している。
「まだ紫外線に対する認識の無いお子様、もしくは赤ん坊の腕に巻き、目安として役立てていただきたいです」(同社・担当者)
子供の腕に装着して、大人が気をつけてあげるという使用法である。

そんな『UVサンセンス』の価格は、5本入りで1,260円(税込み)。現在は専用サイトにて取り扱われており、店頭販売は来春からのスタートとなる。

世界中で皮膚がんが増加している昨今、紫外線には少し過敏なくらいに対応していても損はないと思う。その際、このリストバンドが大きく役立ちます!
(寺西ジャジューカ)