フランス代表のローラン・ブラン監督が3日、9日に行なわれる親善試合ブラジル戦のメンバー23人を発表した。

 今季からアーセナルでプレーするDF、ローラン・コシエルニ(25)が初の代表入りを果たした以外は、これまでブラン監督が招集してきた選手ばかり。

 中盤のサミル・ナスリ(アーセナル)とマチュー・ヴァルブエナ(マルセイユ)がケガで欠場する代わりに、アブー・ディアビ(アーセナル)、ブレーズ・マテュイディ(サンテティエンヌ)、ジェレミー・メネズ(ASローマ)が復帰した。

 W杯での練習ボイコットの“首謀者”とされたパトリス・エヴラ(マンチェスター・ユナイテッド)とジェレミー・トゥララン(リヨン)が復帰するかに注目が集まったが、またしても招集は見送られた。

 両者は予備選考のリストに入ったと報じられていた。最終選考から外れた背景には、スポーツ省のシャンタル・ジュアノ大臣が「フランスを汚した“首謀者”たちの復帰は受け入れがたい」と発言したことが働いたのでは、との憶測もある。

 これに対してブラン監督は記者会見で、「メンバー選考は、純粋に競技レベルでの基準によるもの」と主張し、政府の“圧力”に屈したとの見方を否定した。ただしレキップ紙は、アルー・ディアラ(ボルドー)、ヨアン・グルキュフ(リヨン)、ロイック・レミ(マルセイユ)といった調子がいまひとつの選手たちが招集されたことを指摘して、ブラン監督の主張に疑問符を付けている。

GK:ロリス(リヨン)、マンダンダ(マルセイユ)、カラソ(ボルドー)
DF:サニャ(アーセナル)、ラミ(リール)、メクセス(ASローマ)、サコ(パリ・サンジェルマン)、クリシ(アーセナル)、アビダル(バルセロナ)、レヴェイエール(リヨン)、コシエルニ(アーセナル)
MF:A・ディアラ(ボルドー)、エムヴィラ(レンヌ)、マルダ(チェルシー)、グルキュフ(リヨン)、マテュイディ(サンテティエンヌ)、ディアビ(アーセナル)、カバイ(リール)、メネズ(ASローマ)
FW:ガメロ(ロリアン)、オアロ(パリ・サンジェルマン)、ベンゼマ(レアル・マドリー)、レミ(マルセイユ)