湖北省の高速道路上で11月30日、監視カメラが路上で太極拳の練習を続ける男性の姿をとらえた。男性は背広姿に革靴で、そばにはアタッシェ・ケースを置くなど、「ビシッと決めた姿」だった。警察官が駆けつけたが、男性は「忘我状態」で、声をかけるまで気づかなかったという。中国新聞社が報じた。

 男性が太極拳をしていたのは、上海と重慶を結ぶ滬渝高速道路の上。監視カメラは、男性が路上に進入し、やってくる自動車を待つようなそぶりをした後に、太極拳を始める様子をとらえた。スピードを出してそばを通り過ぎる自動車もあったが、男性は気にもとめなかった。

 駆けつけた警察官が男性を安全な場所に移動させて事情を聞くと、男性は、仕事で他の都市に出かけることになったが、知人の車が高速道路上で「拾ってくれる」ことになっていた話した。待っても来ないので、太極拳の練習を始め、没頭したという。

 警察官が、「高速道路に歩行者が立ち入ることは違法行為であり、極めて危険」と教えたところ、男性はやっと「自分はそんな危険なことをしていたのか」と恐がりはじめた。「高速道路ではなく、一般道路で待ち合わせをしたらどうか」と知恵を授けると、男性は納得したという。

 中国メディアはこのところ高速道路上で「車から降りて求愛した男性」、「娘にローラースケートの練習をさせた父親」、「幼児に運転させた母親」など、高速道路上での非常識な振る舞いを続けて報じている。(編集担当:如月隼人)



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