中央法規出版(東京都渋谷区、荘村明彦社長)は、システム開発のキャブ(東京都新宿区、苦田高志代表)と協業し、同社が運営するポータルサイト「けあサポ」に、介護・福祉職に特化した求人広告サイトをオープンした。

 同社は、出版活動で培った知識とノウハウを活かし、2007年に「けあサポ」を開設。介護・福祉の資格取得を目指す人や介護・福祉の現場で働く人のサポーター的存在として情報の発信をおこなってきた。

 同社担当責任者は、「介護・福祉の多くの現場では、人材不足のために本来の活動ができないことによるサービスの低下と、負担増による高い離職率につながっているという声がたびたび寄せられていたことが、求人広告サイトを開設したきっかけ」と話す。

 サイトオープンから1カ月で、1都10県の施設・事業所における求人広告の募集・求職者募集を中心に展開しており、今夏をめどに、全国へサービスを拡充し、「福祉・介護のトータルコーディネーター」となることを目標とする。

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