電通国際情報サービス
 電通国際情報サービス(東京都港区、水野紘一社長)は、バンダイナムコホールディングス(東京都品川区、石川祝男社長)の人事・給与・就業システムを、パッケージソフト「POSITIVE(ポジティブ)」で構築したと発表した。

 経営統合以前のバンダイとナムコは異なるシステムを用いていたが、保守サポートが充実し、基幹システムと連携、Webブラウザから全ての機能が利用できる製品で、複数会社の統合管理ノウハウを持つ点から、同パッケージソフトによる構築を決めた。

 同パッケージソフトの強みの1つである人材育成支援機能について、佐藤博之同社ビジネスソリューション事業部HRM営業部副部長は、「従来の人事・スキル評価システムでは、最終的な結果内容しか表示されず、評価後の育成フォローに結びつけることが難しかった。「POSITIVE」は、途中経過やプロセスといった情報も保存ができるので、過去の評価が可視化され、人事部門のシステムとしてだけでなく、現場でも日常的に業務に対するフィードバックや個々の成長支援システムとしても用いることができます」と話している。(下図は、社員の「ベーシック・コンピテンシー」を示す画面)



リストラでIT人材のモチベーション低下 「転職考えている」人材が約5割
ソニー、人事・経理業務の一部を日本IBMにアウトソーシング
日本の労働生産性はOECD30カ国中で20位、先進7カ国では15年連続で最下位

日本人材ニュースHRN」は人材採用・人材育成の専門紙。「中立公正」「確かな取材活動」で情報提供を行っています。