米国労働省が発表した雇用統計(季節調整済み)によると、2月の米国失業率(軍人除く)は9.7%で、前月から横ばいとなった。2カ月連続で10%を下回った。

 景気との連動性が高い非農業部門の雇用者数(季節調整済み)は前月比3万6000人減で、3カ月連続でマイナスとなった。

 産業別に見ると、建設業(6万5000人減)は引き続き減少したが、サービス業関連(4万2000人増)、製造業(1000人増)は増加した。サービス業関連のうち、派遣サービス(4万7500人増)、教育・健康サービス(3万2000人増)が伸びた。

1月の米国失業率9.7%、0.3ポイント改善(2010-02-08)
日本の労働生産性はOECD30カ国中で20位、先進7カ国では15年連続で最下位(2010-01-14)
アジア各国で専門職ポジションの求人広告に伸び、日本は停滞感が色濃く(2009-12-15)

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