マンチェスター・ユナイテッドのMFダレン・フレッチャーは、本拠地オールド・トラフォードのロッカールーム内で頭部を数針縫うケガを負ったようだ。しかもその原因は、倒れてきたトイレのドアに頭をぶつけたからだという。

 4日に行なわれたチャンピオンズ・リーグのリヨン戦で1-0の勝利を収めたマンU。2試合合計2-1でベスト8進出を決めた選手たちは、試合後のロッカールームでリラックスしながら勝利の余韻を楽しんでいた。しかし、試合終了から1時間半が経過しようとした頃、フレッチャーの身に思わぬ不運が降りかかった。その様子を、マンU関係者が『デイリー・レコード』紙に語っている。

「試合後のロッカールームはリラックスした雰囲気だった。やるべき仕事を終えた充実感で満ちていたんだ。そんな時、ダレンがトイレを開けようとすると、突然ドアが倒れたんだ。ネジが緩んでいたのかもしれないが、トイレのドアが倒れてくるなんて誰も考えやしないだろう。みんなかなり驚いていた。頭から血が流れていたのだからね。他の選手たちは信じられない様子で頭を抱えていたが、メディカルスタッフがすぐに手当てをしたよ。ダレン自身はもかなり驚いていたようだが、大事にならなくてよかった」

 過去にはアレックス・ファーガソン監督の蹴ったスパイクがデイビッドベッカムの顔に当たり流血するなど、オールド・トラフォードのロッカールームでは数多くの珍事が巻き起こっている。ロッカールームで思わぬ珍事を経験したフレッチャーは、不本意な形でクラブの歴史に名を刻んでしまったようだ。

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