ジャンルカ・ザンブロッタの後任としてバルセロナが注目するバイエルン・ミュンヘン所属のドイツ代表DFフィリップ・ラーム。24歳という若さながらも、その実力はバイエルンでもドイツ代表でもすでに証明されている。

 ドイツメディアは少し前からラームのバルサ移籍の可能性について報じているし、バルサにしてみても、彼の年齢とポテンシャルから考えて、獲得に興味を示すのは当然のことと言えるだろう。そのラーム本人がドイツの日刊紙 “ビルト”でバルサからの興味に歓迎の意を表した。

「バルサで僕のキャリアを続けられたら嬉しいね。チェルシーやレアル・マドリー同様に成長できるクラブだ。僕は今24歳だし、外国のビッグクラブに移籍するには25歳か26歳が理想的な年齢だと思っている。29歳になってからじゃ、ちょっと少し遅いよね…」。

 バルサ移籍をすでに視野に入れているともとれる発言だ。バイエルンとの契約は2009年で終了するラーム。今のところバルサが何らかのアクションを起こしているという話はないようだが、さらなる飛躍を目指しドイツからスペインへ、ラームが活躍の場を移す可能性は十分にありそうだ。

(スペイン通信)