レンジャースのダマルクス・ビーズリーが語学の問題にぶつかっている。英国はグラスゴーでプレーする彼の出身地は米国。英語は母国語のはずなのに、なぜ?その答えは現地独特の方言にあるようだ。

 ビーズリーは「あれは先週の金曜日の練習のことだった。練習場でコーチのケニー・マクドウォルが何かを話していたんだ。しかしそれが僕には全く理解できなかった。それが完全に、何も分からないんだ。隣にいたチームメイトに今何を言ったのか聞いたくらいだよ」と告白している。

 片言のスペイン語を話すビーズリーにとっては、先日対戦したバルセロナの選手との会話の方が簡単だったとか。「試合中にロナウジーニョと話したけれど、そちらは問題なかった」。英語は英語でも、スコットランドの地元人が話す方言には強烈なアクセントがある。レンジャース1年目の彼にとって最大の壁は意外なところにあったようだ。