ETC不正通行者、06年度は96万件…
尋常じゃない数字です。

今の大人たちだけで、ましてや自分だけで、社会は形成できません。
子ども達が今度は、自分達と相互協力しながら社会を形成していきます。

大人社会、伝えるべき事実、再点検しませんか?

ノーブレス・オブリージュ。
僕が大切にしている言葉の一つです。

これはフランス語で、noblesse obligeと書きます。
英語ならnoble obligationということになるのでしょうか。
本サイトを御覧になっている、意識の高い方はご存知かと思いますが…
元々は「貴族たるもの、身分にふさわしい振る舞いをしなければならぬ」ということわざで、転じて、身分相応に立派な振る舞いや、社会的責任・義務を果たさなければいけないことを伝えている言葉ですね。


元々Z会の数学の教材作成担当でしたから、条件反射的に高校数学の「命題と論証」で“〜ならば〜である”的に書きたくなってしまうのですが、この意味をそのまま“〜ならば、〜である”と書けば

「貴い身分・それなりの地位を占める者であるならば、社会的責任・義務を果たすべきである」

ということになりますね。


「命題と論証」では、「対偶」という言葉を学びます。
高校で数学をある程度学んだ方ならお分かりだと思いますが、

「pならばq」の対偶は「qでないならばpである」

ですね。そして、これらの真偽は一致する、と。


そこで

「貴い身分・それなりの地位を占める者であるならば、社会的責任・義務を果たすべきである」

の対偶をとってみると…

「社会的責任・義務を果たしていないようであれば、貴い身分・それなりの地位を占める者であってはいけない」

「なんだ、アタリマエのことじゃん」と思った方がほとんどでしょうが、何でこんな記事を書いているか、と言いますと…

料金所のETC不正通行、2006年度は96万件
※日刊スポーツさんのサイトにリンクします。

の記事に目が留まったからです。


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