ドジャースの佐々木朗希投手(写真:Imagn/ロイター/アフロ)

写真拡大

ドジャースの佐々木朗希投手が1日、新開設した「Roki Series」を発表。公式インスタグラムを開設し、思いをつづりました。

佐々木投手は岩手県陸前高田市出身です。

「自分を育ててくれたこの場所から、日本中の子どもたちへ、憧れと新たな可能性を。野球を通して、子どもたちに夢を持つきっかけを届けたい。そして、『自分も挑戦してみたい』と思える機会をつくりたい。僕が故郷を離れ、新しい場所でさまざまな経験をし、多くの人と出会う中で改めて実感したのは、自分を育ててくれた故郷の『温かさ』と『強さ』でした」とコメントします。

東日本大震災があった2011年は当時小学3年で9歳だった佐々木投手は岩手県陸前高田市の小学校にいました。津波を逃れ、両親と会えず、兄弟3人だけで、避難所で一夜を過ごし、翌朝に母の陽子さんと再会。しかし、父・功太さんと祖父母は津波で亡くなり、自宅も流されたといいます。

「この地域の人々は、深い悲しみと、そこから立ち上がる強さの両方を知っています。震災による大きな被害の中でも、人々は支え合い、力を合わせ、長い復興への道を歩んでいます。人と人とがつながり、困難に負けず、互いのために行動する。その姿には、日本が大切にしてきたものが詰まっていると思います。大きな津波に耐えて残った『奇跡の一本松』は、その精神の象徴です」と故郷の再び立ち上がる強さを強調しました。

そして、今回立ち上げた大きな理由を発表しました。「想いを受け継ぎ、『ここ』で、子どもたちと地域をつなぐ野球大会を開催します。これまで自分がいただいてきた多くの『ご縁』をつなぎ、みんなで、未来に残るものを、これから毎年つくっていきたい。自分たちのことを本気で想い、全力を尽くす大人たちがいることを子どもたちに伝えたい。この大会の精神が全国に広がり、野球や故郷、そして日本をさらに大切に思うきっかけになってくれることを願っています」とメジャーの地で頑張りながら、自分の故郷を思い新しい催しを発表しました。