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 ◇愛知・名古屋アジア大会第7日 競泳(2026年9月25日 東京アクアティクスセンター)

 競泳女子50メートルバタフライで池江璃花子(26=横浜ゴム)が25秒97で銅メダルを獲得。最終種目の女子400メートルメドレーリレーでも銀メダルで“最後のアジア大会”をメダル3個で締めくくった。

 最後は自ら、いばらの道を選んだ。最終種目の女子400メートルメドレーリレー。50メートルバタフライに専念し、後輩に託す選択肢もあったが、「自分のラストレースになる。出なかったら後悔する」。個人種目の銅メダル獲得から約1時間半後、池江は第3泳者として銀メダル獲得に貢献。アジア大会のメダル数は3大会計13個となり、「家に帰ったら全部並べて、写真を撮るのが楽しみ」とほほ笑んだ。

 前日の50メートル自由形は体調不良で棄権。この日も声はかすれたままだったが、「恥ずかしかった」とまで言った23年杭州大会の成績を上回る目標を最後まで貪欲に追った。結果、前回を1つ上回る3個のメダルを獲得。目に涙はなく、スッキリした表情で「90点以上はつけられる」と自己採点も高かった。

 競技人生の集大成と位置づける28年ロサンゼルス五輪まで2年。現実を直視すれば、五輪でメダルを狙えるタイムとは開きがある。それでも「大きな試練」と表現した19年の白血病の発症、そして克服と比べれば、どんな困難も小さなもの。「結果が出なくても、やり続ける。周りは意味がないと思うかもしれないけど、自分は意味があると思っている」。今は誰も想像できないことも、自分を信じて、かなえてみせる。