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異例の早さで猛威をふるうインフルエンザ。連休明けの学校や職場など影響も広がっています。都内のクリニックを取材すると、患者が例年の30倍となっている場所もありました。

■患者の症状にも特徴が…

連休明けの朝、診療開始から間もないクリニックには待合室を埋めるほどの患者が。このクリニックでいま、急増しているというのが。

いとう王子神谷内科外科クリニック・伊藤博道院長「インフルエンザの患者さんが増えて、まだ増え続けている。月で100人くらいの患者さんが出るペース。通常の年の30倍くらいになっている」

早くも猛威をふるうインフルエンザ。

伊藤院長「検査をさせてもらったところ、インフルエンザのA型陽性でした」

インフルエンザA型と診断された高校生。学校でも感染が広がっているそうです。

伊藤院長「もう少しで学級閉鎖かもって書いてるね」

10代「クラスに7人くらい」

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東京都によると、今月7日から13日までの1週間でインフルエンザの患者は1医療機関あたり9.53人。都内では注意報レベルに達する地域も広がり、“インフルエンザ注意報”の基準を超えました。

特徴的なのは“流行の早さ”。去年と比べると、およそ1か月早いペースで拡大しているんです。患者の症状にも特徴が。このクリニックで今年目立つのは、せきの症状が強い患者だといいます。

インフルエンザA型陽性(40代)「夜中せきがすごくて、ほぼ寝られてない状態」

伊藤院長「せきがすごすぎて吐く?」

インフルエンザA型陽性(40代)「はい」

伊藤院長「食欲もない」

インフルエンザA型陽性(40代)「はい」

伊藤院長「せきの激しい人、おう吐する人多いですね」

この女性は、せきの影響でおう吐が続き脱水状態に。点滴が必要となりました。

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流行が早まった背景について、伊藤院長は降り続いた「雨」も一因ではないかとみています。

いとう王子神谷内科外科クリニック・伊藤博道院長「長雨、大雨、寒暖差でほとんど家の中にこもっているような感じになりますから、1人が感染すると家族やクラス・職場で感染するとか、そういうことが起こりやすいです」

■定期予防接種の開始時期前倒しの自治体も

この早い流行に自治体も動き出しました。例年、10月1日から始まる高齢者向けの定期予防接種。今年は東京23区のうち、18の区が開始時期を前倒し。早めの接種で感染の広がりに備えます。

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街でも早めに備える動きが。

every.「こちらのドラッグストアでは、グループ全体でアルコール消毒商品や体温計の売り上げが伸びているということです」

なかでも消毒液は、先月と比べて売り上げがおよそ2割増。この早い流行が影響しているとみられています。身近なところでインフルエンザの流行を感じる人も…

60代「(孫の)小学校ではやって、学級閉鎖があったよっていうのは1週間から10日くらい前に聞いた」

50代「娘がいまかかってます、A型。21日に40℃の熱が出て、病院に行ったらインフルA型でした。娘がなって初めて、はやってると聞いて。この時期に?って」

例年より早く始まった今年のインフルエンザ。本格的な冬を前に、早めの対策が必要です。