「今から始めても手遅れではないか」という不安を覚え、物件情報の画面をそっと閉じた経験がある人も多いだろう。金利は上がり、物件価格も高止まりのまま。電卓を叩くほどに、これから不動産投資に踏み出す人の足は重くなる。かといって、融資が通るのは金融機関の評価の証だと営業担当者に背中を押されても、それだけで安心できるほど話は単純ではない。
 
不動産投資アドバイザー・木村洸士氏の動画では、これから投資に挑む聞き手を相手に、2027年を目前にした市場の空気が語られる。聞き手が抱くのは、何を買えば良いのか分からないという素朴な戸惑いだ。木村氏の見立てでは、いま起きているのは業界全体の総崩れではなく、危険な物件をつかむ人と、良い物件で着実に収益を積み上げる人への二極化だ。では、その差はどこで生まれるのか。動画は、まず「詰む」人に共通する4つの負けパターンから話を切り出す。
 
最初に俎上へ載るのは、安心感の強い新築アパートだ。空室や修繕の心配が薄く見えるからこそ、初心者ほど判断が甘くなりがちだという。続いて、築古物件に組む融資の期間、需要を大学生だけに頼る運営、地方の高利回り物件への飛びつきが順に検証される。とりわけ需要を一つに絞る発想は、投資の世界ではむしろ禁じ手に近い。いずれも一見もっともらしく、理由を聞いてはじめて危うさに気づく仕掛けになっている。
 
終盤の見どころは、愛知県の中古アパートの事例が具体的な数字とともに取り上げられる場面だ。利回りは11%、路線価は購入価格の93%程度で、築28年の物件にフルローンが組まれ、融資期間は30年程度に及んだ。舞台は名古屋を擁し、大手自動車メーカーも抱えるエリアだ。全国で同様の物件を手にする人がいる点も見逃せない。
 
楽な物件に流れれば利益が遠のく現実にも、動画は容赦なく切り込んでいる。新築か中古か、都心か地方かといった従来の物差しが、2027年以降も通用するのかは大きな論点だ。初めての一棟を前に足踏みしている人にとって、物件の良し悪しをどこで見極めるのかという視点を得られる内容だ。印象で決める物件と、数字で決める物件。その分かれ道の先に、動画が示す勝ち筋が待っている。

チャンネル情報

会社員から24棟家賃年収5000万円を実現し独立。 現さくらいふ株式会社 代表取締役。他4社経営。 不動産投資歴は15年、主催する不動産投資セミナーは[5年で10000人]が受講。 唯一無二のスキルをもつ業界の有名講師・きむ兄(木村 洸士)が 不動産投資を志す方に役立つ情報をお伝えしていきます!