5回、松本の打球で佐々木からの送球を捕球ミスし、平山(左)の生還を許す持丸(撮影・北村雅宏)

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 「広島1-2巨人」(23日、マツダスタジアム)

 痛恨のミスだった。1-0で迎えた広島五回のピンチ。持丸が失策を犯し2点を献上。結果的にこのプレーが逆転負けに直結した。新井貴浩監督は「やっぱり泰(佐々木)は、ここしかアウトにできないっていうところに投げている。あれが適時失策になると、投手はきつい」と苦言を呈した。

 場面は1死二、三塁だ。松本が放った三塁へのボテボテのゴロ。処理した佐々木が本塁へノーバウンド送球した。誰もがアウトを確信した直後。両手で捕球を試みた持丸が落球し、球が一塁ファウルゾーンを転々とする間に二塁走者も生還した(記録は持丸の失策)。

 試合中盤の分岐点で、起こったミス。持丸は「もうちょっと低めに準備していれば捕れただろうし、捕らないとダメ」と唇をかんだ。床田は自責点0ながら、敗戦投手になった。

 今季は自己最多を大きく更新する99試合に出場。6本塁打を記録し打撃面でのアピールが続く。一方で守備面では捕逸など課題が残る。それだけに「捕手の1個のミスで試合に負けるのは、前半戦や今までの試合も含めて何個かあった。本当に肝に銘じて明日からもやっていかないといけない」と力を込めた。

 今季は残り10試合。正捕手をつかみ取るためには、守備の安定感は不可欠だ。課題と真正面から向き合いながら、信頼回復に全力を尽くす。