なぜ?予約した焼肉店が「指定の場所にない」…店から告げられた“まさかのキャンセル料”に呆れた40代男性
飲食店の予約をグルメサイトから行うのは今や当たり前になっているが、まさかのトラブルで予約した店にたどり着けなかったという男性がいる。
福岡県に住む40代の小林さん(仮名)は、妻との旅行で訪れた宮崎県で、あり得ない事態に直面した。
「旅行前から楽しみにして予約した焼肉店が、行ってみるとグルメサイトに記載されていた住所にはありませんでした」
そればかりか、店側から驚くような電話がかかってきたという。編集部は小林さんに取材し、その顛末を聞いた。(文:篠原みつき)
「お店が無いなら、そりゃ電話も繋がらないよな……」
今年の7月上旬、小林さんは妻との旅行で宮崎県を訪れていた。夕食はグルメサイトで地元の焼肉店を予約し、張り切って現地へと向かった。
しかし、その住所に到着して愕然としたという。
「指定された場所に行ったのに違うお店が入っていて、本当に驚きました。お店が無いなら、そりゃ電話も繋がらないよな…と思いながら、サイト記載の番号にかけてみたんです。案の定、『使われておりません』というアナウンスが流れました」
妻と一緒に呆れつつも、せっかくの夕食のために別のお店を探し始めた小林さん。すると、見知らぬ番号からスマートフォンに着信があった。
「予約時間過ぎてます。キャンセル料を…」
電話の主は、なんと予約したはずのその焼肉店だった。見つからずに困っていたところへの連絡だったが、店員から発せられたのは耳を疑う言葉だった。
「電話に出たら、『予約時間過ぎてます。キャンセルならキャンセル料をいただきます』と言われたんです。最初は普通のトーンでしたが、『今予約した住所の前にいますが違うお店がありますがどうしたらいいですか?』と素直に事情を話しました」
すると、店員の態度は少し変化したという。
「私が事情を説明すると、少し『何言ってんだこいつ?』みたいな、呆れているような感じの反応でしたね。それで向こうが『確認します』と言って、一旦電話が切れました」
理不尽なキャンセル料の請求に加え、なぜか怪しまれるような対応をされ、小林さんは困惑しながらも折り返しの連絡を待った。
折り返しの電話で放たれた「上から目線」の一言
電話が切れてから約5分後、店から再び着信があった。しかし、そこで告げられたのは真摯な謝罪ではなく、予想外の強気な言葉だった。
「電話に出ると、『そういった状況でしたら、今回はキャンセル料はいただきません!』と言われました。え、なんでそんな強気で上から目線なん?って笑ってしまいましたね」
理由を聞くと、グルメサイト側の不手際で、住所や電話番号が差し替えられていなかったということだった。
「一応謝罪はありましたが、終始掲載サイトのせいにされてましたね。一言言おうかとも思いましたが、謝罪もきちんとできないような人とお話したくなかったので、『そうですか、ありがとうございます』と言って電話を切りました」
小林さんは、「サイトの不備だとしても、情報管理や確認不足の責任はお店側にもあるはずですよね」と釈然としない気持ちを振り返る。
「楽しみにしていただけに、モヤモヤしか残らない出来事でした」
代わりの夕食は近場のファストフード店
結局、楽しみにしていた焼肉を逃した小林さん夫婦は、どうしたのだろうか。
「あの後、ホテルに戻って近くのハンバーガーチェーンで食事しました(笑)。その後、予約サイトに苦情を入れることもしていないですね」
強気な店とのやり取りで気疲れしてしまったのか、手軽なファストフードでその日の夕食を済ませたという。しかし、今ではこの出来事も夫婦の間で笑い話になっているそうだ。
「妻と話しながら当時のことを振り返っているんですが、ある意味レアな体験で忘れられない思い出にはなったよねと二人で笑い合いました」
ネット予約が当たり前の現代だが、情報管理の不手際によるトラブルが、夫婦の忘れられない思い出として残ったようだ。
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