【侍ジャパン最強タッグ】井口監督&田口ヘッドでWSリング4個!MLB組結集で世界一へ
日本野球機構(NPB)は、野球の日本代表「侍ジャパン」のヘッドコーチに田口壮氏が就任すると発表した。
田口氏は1991年ドラフト1位でオリックスに入団し、走攻守に優れた外野手として活躍。とくに守備力はパ・リーグ屈指で、ゴールデングラブ賞を5度獲得している。
2002年からはMLBに挑戦。セントルイス・カージナルスと契約するも、高い壁に阻まれ、何度も3A落ちを経験した。
しかし、カ軍の名将トニー・ラルーサ監督との出会いがすべてを変えた。彼のもとで日々研鑽を積み、田口氏は「監督と6年やったことが、いまも僕の助けになっている。野球というのはこういうものだという明確なものを教えていただいた」と語る。
一方のラルーサ監督も「野球を知る彼は、大事な場面でこそ使う。私は30年以上監督やってきて、野手では彼がナンバーワンだ」と褒め称えた。そして、2人は2006年にワールドシリーズ(WS)制覇を果たした。
その後、移籍したフィラデルフィア・フィリーズでも2008年に世界一に。WSに出ること自体難しいことだが、田口氏は2つのチャンピオンリングを保持している“強運”の持ち主でもある。
また、田口氏に先立って「侍ジャパン」の第16代監督となったのが井口資仁氏だった。じつは井口監督は2005年にシカゴ・ホワイトソックスで、2008年にはフ軍で田口氏とともに2個めのチャンピオンリングを獲得している。
「代表チームで監督とヘッドコーチ2人でWSのチャンピオンリングを4個も持っているのは、世界を見渡しても日本くらいなものではないでしょうか。それだけ豪華な組み合わせです」(スポーツ紙デスク)
じつはこの2人の共通点はMLBでのチャンピオンリング保持だけではない。
「田口氏はラルーサ監督から、井口監督はホ軍のオジー・ギーエン監督から『彼ほど野球を知っている選手はいない』と、ともに名将から褒められているんです。その資質は選手時代だけでなく、今後の侍ジャパンでも大きな武器となるはずです。
また、2人は現在ともにNHKBSのメジャーリーグの試合、同局の『ワースポ×MLB』の解説を務めています。
じつは2人の就任に当たり、この解説の仕事も大きかったと言われています。というのも、前任の井端弘和監督は素晴らしい野球理論の持ち主でしたが、プロの監督経験がなかった。そして解説など含め、MLBとのかかわりもほとんどなく、結果、世界と戦う上でハンデとなった、と言われたほどです。しかし、2人はMLBの舞台を直に経験し、しかも現在のMLBにも明るい。世界と戦う上で、これほど頼もしいコンビはないでしょう。
また、大谷翔平らMLB組を招集する場合でも、彼らの“肩書”は大いに役立つはずです」(前出のデスク)
侍ジャパン監督のなり手がいないと言われた時期もあったが、ついに適任者が就任。11月の『ラグザス アジアプロ野球チャンピオンシップ2026』(東京ドーム)から始動する井口ジャパンに期待が高まる。
