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 小学館のウェブメディア「サライ.jp」は18日、公式サイトを更新。8月23日に配信した記事「豪姫とはどんな女性? 秀吉の養女となり、宇喜多秀家に嫁いだ前田利家の娘の生涯【日本史人物伝】」で、著作権者の許諾を得ずに豪姫の肖像画を利用したイラストを掲載していたとして謝罪した。

 同編集部は「サライ.jp 配信記事における著作権侵害に関するお詫びとご報告」と題するお知らせを更新。「著作権者の許諾なく豪姫の肖像画を利用したイラストを掲載するという事案が発生いたしました」と報告した。

 続けて「肖像画の著作権者である岡山市とイラスト制作者の三善千愛様をはじめ、関係者および読者の皆さまに多大なるご迷惑をおかけしましたことを、深くお詫び申し上げます」と謝罪

 また、経緯として「本件のイラストは、サライ.jp編集部が記事制作を委託していた編集プロダクションを通じ、フリーランスのイラストレーターに発注したものです。発注時、豪姫に関する十分な肖像資料が用意できず、女性の着物姿の参考資料のみを提供して制作を依頼しました」と説明。

 「その後、イラストレーターはWeb上で『豪姫』を検索し、表示された当該肖像画を権利者の有無や利用の可否を確認せずに『Chat GPT』に読み込ませ、併せて『中世戦国時代の姫を出して欲しい』とプロンプトを入力し出力させました。その上で画像編集アプリ『Affinity』に取り込み、スタンプを載せるなどして着物の柄などを変更しました。顔は、別の銅像資料を参考に、ペンなどを使用して変更しました」という。

 サライ.jp編集部および編集プロダクションは、納品されたイラストについて、「参考資料との相違や権利関係の確認を十分に行わず、そのまま記事に掲載してしまいました」と報告。「本件は、イラスト制作過程における権利確認の不徹底、外部委託先および再委託先への指示・管理不足、ならびにサライ.jp編集部の掲載前確認不備に起因するものです。サライ.jp編集部としましては管理・監督が不十分であったことを重く受け止めております」とした。

 肖像画の著作権者である岡山市や、イラスト制作者の三善千愛氏をはじめ、関係者と読者に謝罪。「今後は記事に対する確認・管理体制の見直しを行い、再発防止に努めてまいります」と再発防止を誓った。