メ~テレ(名古屋テレビ)

名古屋市内の私立の幼稚園が、来年3月の閉園を突然発表しました。保護者からは困惑の声が上がっています。

「まさか、いきなり閉園というのは思っていなかった。今いる子たちがどうなるんだろうというのが心配」(名古屋市内の幼稚園に子どもを通わせる保護者)

こう話すのは、名古屋市千種区の「城山学院幼稚園」に子どもを通わせる保護者です。

11日、園から保護者に配布されたのは――。

「令和9年3月31日をもちまして城山学院幼稚園を閉園させていただきます。保護者の皆様には突然のお知らせとなってしまい大変申し訳なく思っております」

来年3月末で、幼稚園が閉園することを知らせる文書です。

閉園の理由は…

閉園の理由については――。

「きょうも園からは、子どもたちの元気な声が聞こえてきますが、園児の減少によって幼稚園の経営が苦しくなっていったといいます」(アナウンサー)

文書によると当初、経営を別の人に引継ぐことになっていたといいます。

しかし、引き継ぐ予定の人から突然、辞退の申し入れがあったということです

「幼稚園を引き継ぐ条件として、借入れ金の全額返済(3億超)を国の機関に約束しておりましたので、現在、借入金の一括返済を求められております。返済のすべもなく、このまま園を続けていくには、大幅な保育料の値上げ寄付金の要求など保護者の皆様には多大なご負担をお願いする以外に考えられない」(学校法人 城山学院の理事長)

突然の閉園を「苦渋の決断」としています。

「『うそでしょ』という感じで、年少さんで入ったばかりなのでびっくり」(年少の園児を通わせる保護者)

「スムーズに次の園に移れるようにというのだけは、親としては重視しているところ」(年少の園児を通わせる保護者)

保護者「説明はしてほしい」

保護者会は開かれず、文書のみで閉園が通知されました。

「なぜこんなことになったのか。紙一枚だと子どもたちの将来のこともあるので、説明はしてほしい」(年少の園児を通わせる保護者)

私立、名古屋市立ともに他の幼稚園へ転園する場合は、それぞれの園に個別で空き状況を確認する必要があります。

Q.子どもは閉園について理解は?

「なんとなく伝えているが、寂しいとは言っていました。よい幼稚園だったので悲しいのもあるが、来年まで続けていけるのかも不安」(城山学院幼稚園に子どもを通わせる保護者)

16日午後2時から、「城山学院幼稚園」の閉園について、県の審議会が廃止を認めるかどうか話し合っているとみられます。

園を運営する法人の理事長は、メ~テレの取材に対し「名古屋市内の幼稚園への転園の措置は検討しているが具体的に決まっていないのでコメントできない」としています。

Q.園に求めることは?

「残り半年、安心して通えることを担保として保証してほしいし、閉園が決まっているなら、転園先をしっかり案内してもらいたい」(城山学院幼稚園に子どもを通わせる保護者)