東京出身ヒロ・ムライ、エミー賞で監督賞受賞の歴史的快挙

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テレビ界の最高峰とされる第78回エミー賞の授賞式が2026年9月14日(現地時間)に開催され、東京出身の映像作家ヒロ・ムライがコメディシリーズ部門の監督賞を受賞した。アジア系監督による同賞受賞は史上初の快挙となる。

ムライが監督・製作総指揮を務めたのは、Apple TV+のホラーコメディ「ウィドウズ・ベイ」。米ニューイングランドの架空の島にある町ウィドウズ・ベイを舞台に、町長が観光地として売り出そうと奮闘するなか、古くから伝わる呪いと厄災に見舞われていく様がダークユーモアたっぷりに描かれる。

ムライはシーズン1の計5エピソードでメガホンを取り、第1話「ウィドウズ・ベイへようこそ!」で監督賞を受賞。また、シリーズは作品賞、主演男優賞(マシュー・リス)、助演女優賞(ケイト・オフリン)、助演男優賞(スティーヴン・ルート)を含む最多14部門に輝き、今年のコメディシリーズ部門を席巻した。

東京生まれのヒロ・ムライは、米ロサンゼルスを拠点に映像作家として活動する日系アメリカ人。ドナルド・グローヴァーが手がけるコメディドラマ「アトランタ」で監督・製作総指揮を務めて注目を集め、2019年にはチャイルディッシュ・ガンビーノ(グローヴァー)の「This Is America」のMVを手がけて、グラミー賞最優秀ミュージック・ビデオ賞を受賞した。

エミー賞では、これまで「アトランタ」「Mr.&Mrs.スミス」「ステーション・イレブン」で監督賞にノミネートされており、今回「ウィドウズ・ベイ」で同賞初受賞を果たした。

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