2026年のシルバーウィーク、高速道路の渋滞予測は?(画像はイメージ、HiroHiro555/PIXTA)

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シルバーウィークの5連休、高速道路の渋滞ピークは? 最大45km

 今年のシルバーウィークは9月19日から23日まで5日間の連休となります。

 暑さが少しずつ和らぎ、旅行やレジャーに出かけやすくなる時期だけに、高速道路の利用を考えている方も多いでしょう。

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 そこで気になるのが、連休中の道路の混み具合です。今回の予測では、行楽地などへ向かう車と戻る車の動きが日によって大きく変わり、19日から22日にかけて10km以上の渋滞が数多く見込まれています。

 なかには40kmを超える規模の予測もあり、移動する日や時間帯によって所要時間に大きな差が出そうです。

 せっかくの連休、車の中で退屈な時間を過ごさないためにも、「何時頃混むか」「どの区間が渋滞するか」を確認して予定を組むのがポイントです。

●渋滞傾向を確認しよう

 まずは9月全体の傾向と、シルバーウィーク期間中の上下線それぞれのピークを見ていきましょう。

 9月のカレンダーでは、19日から22日に渋滞発生件数が多くなると予測されています。また連休直前の18日や、連休明けの24日、25日も件数が多くなる予測です。

2026年9月の渋滞カレンダー

●下りは連休初日の19日に集中

 下り線の10km以上の渋滞は、9月19日が36回で最多です。次が20日、21日となっており、連休の前半に多く発生する予測となっています。

 なかでも中央道(下り)は19日と20日に最大45km。遠出を予定している場合は、連休初日の朝に交通が集中しやすいことを意識しておきたいところです。

下り線における10km以上の渋滞回数は123回(9月17日~27日)

●上りは22日がピーク

 上り線は連休後半の9月22日が突出しており、10km以上の渋滞が39回と期間中最多。

 つづいて21日の29回、20日の28回となっており、22日の関越道(上り)では最大40kmの渋滞が見込まれているため、帰宅時間を前後にずらせるか検討するのもよいでしょう。

特に距離の長い渋滞をチェック

上り線における10km以上の渋滞回数は197回(9月17日~27日)

 シルバーウィーク期間は、各地で25km以上の長い渋滞が予測されています。

 特に目立つのは中央道(下り)の相模湖IC付近で、9月19日、20日とも最大45km。

 東北道(下り)は19日の羽生PA付近で最大40km、関越道(上り)は22日の坂戸西スマートIC付近で最大40kmとなっています。

 通過所要時間が通常時からどれだけ増えるかもあわせて確認しておきましょう。

特に長い渋滞発生予測(25km以上)

 例えば19日の中央道(下り)・相模湖IC付近は、6時頃をピークに最大45kmの予測です。

 対象区間の通過所要時間は通常34分に対して、渋滞時は2時間15分。約1時間40分も多くかかる予測です。

「ピーク時刻より前に通過する」「途中の休憩を渋滞区間の手前で取る」など、予測を具体的な行動に置き換えておくと、当日の負担を減らしやすくなります。

シルバーウィークは休日割引にも注意

 連休中は渋滞だけでなく、高速道路料金の休日割引にも注意が必要です。今年のシルバーウィークは9月19日から23日までの5日間が休日割引の適用除外期間となります。

 ・9月19日(土)
 ・9月20日(日)
 ・9月21日(月・敬老の日)
 ・9月22日(火・国民の休日)
 ・9月23日(水・秋分の日)

 出発日を決める際は、混雑状況とあわせて割引の適用日も確認しておきましょう。

そもそも、なぜ高速道路は渋滞するの?

 車の台数が増える連休は渋滞しやすくなりますが、原因は単に「車が多いから」だけではありません。

 高速道路で渋滞が起きる主な要因は、大きく3つに分けられます。

(1)交通集中渋滞
交通量が増え、多くの車が一度に高速道路へ集中することで発生

(2)工事渋滞
工事に伴う車線規制や通行規制によって、車の流れが滞ることで発生

(3)事故渋滞
交通事故の処理や車線規制により、通行できる車線が減少することで発生

 シルバーウィークのように交通量が一気に増える時期は、「交通集中渋滞」が起こりやすくなります。同じ時間帯に多くの車が同じ方面へ向かうため、わずかな減速でも後続車へ影響が広がり、大きな渋滞へ発展することがあります。

 さらに交通量が同じでも、道路の形状や周辺環境によって渋滞の起こりやすさは変わります。

 走行中に特に意識しておきたい代表的なポイントが「上り坂」「トンネルの入り口、「料金所」です。

(1)上り坂

 上り坂では、アクセルの踏み込みが変わらないまま勾配に入ると、気付かないうちに車速が落ちることがあります。一台の小さな減速でも、後続車がブレーキを踏み、その動きが後ろへ伝わると車列全体の流れが悪化します。交通量が多い日は、この連鎖が渋滞のきっかけになります。

上り坂ではドライバーが気付かないうちに速度が落ち、渋滞の原因となる(画像はイメージ、pinbokemaster/PIXTA)

(2)トンネルの入り口

 明るい場所からトンネルへ入る際は、暗さや圧迫感から自然とアクセルを緩めてしまうことがあります。入口付近で複数の車が同じように減速すると、後続の車間が詰まり、渋滞につながりやすくなります。

トンネルの入口では暗さや空間が狭く感じられることから、無意識のうちに速度低下が起こりやすい(画像はイメージ、マッハ/PIXTA)

(3)料金所

 ETCの普及で料金所を先頭とする渋滞は以前より減りましたが、通過時には安全のため減速が必要です。連休などで交通量そのものが増えると、料金所周辺で車の速度が揃わず、流れが滞る場合があります。

渋滞の最後尾を見つけたら? 追突を防ぐために

料金所も渋滞の発生しやすいポイント(画像はイメージ、TOSHI.K/PIXTA)

 高速道路で注意したいのが、渋滞の最後尾への追突です。前方の車列が止まっていることに気付くのが遅れると、速い速度のまま接近してしまうおそれがあります。特に大型車との事故は被害が大きくなる可能性があります。

 前方に渋滞を確認したら、急ブレーキにならないよう早めに速度を落とし、必要に応じてハザードランプを点灯して後続車へ渋滞の存在を知らせましょう。

 停止するまでの間もミラーで後方を確認し、後続車がこちらの減速に気付いているかを見ることが大切です。

 前の車との間隔を詰めすぎないことも重要です。余裕のある車間を確保しておけば、前方への追突を避けやすくなるほか、万が一後方から衝突された場合の二次的な追突リスクを抑えることにもつながります。

 渋滞では前方だけに意識を向けず、後方の状況にも気を配りながら安全に走行しましょう。

前方に渋滞を確認したら、必要に応じてハザードランプを点灯(画像はイメージ、みやすん/PIXTA)

「もっと詳しく渋滞予測を確認したい」という方は、交通情報サービスが運営する「ATIS(アティス)道路交通情報サービス」で無料検索が可能です。

 カレンダーから日付や道路を選択すると、渋滞が見込まれる日時や区間を無料で確認できます。

 シルバーウィークは、同じ連休中でも下りと上りで混雑のピークが異なります。出発日だけでなく、往路・復路それぞれの時間帯を確認しておくのがおすすめです。

 今回の予測では、下りは19日、上りは22日が大きな混雑の山となっています。

 長い渋滞が予測されている区間を事前に把握し、出発時刻や休憩場所を調整しながら、秋のドライブを快適に楽しみましょう。