レヴァンドフスキへの発言が問題視されているデ・パウル photo/Getty Images

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インテル・マイアミ所属のMFロドリゴ・デ・パウルが、シカゴ・ファイヤー所属のFWロベルト・レヴァンドフスキへの発言をめぐってアルゼンチン国内から厳しい批判を浴びている。『MARCA』が報じた。

インテル・マイアミとシカゴ・ファイアーの一戦で、デ・パウルはレヴァンドフスキとピッチ上で口論。その際、「お前はいったい誰なんだ、バカ野郎。俺はコパ・アメリカを2回、ワールドカップを1回優勝している。お前は?」といった趣旨の言葉を口にしたとみられている。

この発言にアルゼンチンのESPNも反応。マリアーノ・クロス氏が司会を務める番組では、デ・パウルの態度に対して厳しい意見が飛び交った。

「試合前にはメッシとレヴァンドフスキ、さらにルイス・スアレスも抱き合っていた。素晴らしい光景だった。彼らはサッカー界のアイコンだからだ。レヴァンドフスキもサッカー界のアイコンだ」

さらにクロス氏は「リーダーはメッシ。その後は誰であろうと作られたものだ。レヴァンドフスキには、デ・パウルにはないキャリアがある。レヴァンドフスキのキャリアは素晴らしいもので、デ・パウルのキャリアは立派ではあるが、それとは違う」と指摘した。

また、個人としての実績を比較することにも疑問を呈した。

「個人の話をするなら、これはテニスではない。チャンピオンズリーグやワールドカップはチームで勝つものだ。試合に一度も出ていない控え選手だってワールドカップ王者になれる」

別のESPNの番組でも、デ・パウルへの批判は止まらなかった。

「彼は75歳になってバーでコーヒーを飲みながら、『俺はコパ・アメリカを2回とワールドカップを1回獲った。お前は何を獲った?』と言い続けるようなタイプだ」と皮肉を込めて語られた。

さらに、アルゼンチンの英雄マリオ・アルベルト・ケンペス氏との比較まで持ち出された。

「我々にはマリオ・アルベルト・ケンペス氏と仕事をする名誉と特権がある。彼は1978年のワールドカップを制しただけでなく、得点王とゴールデンボールも獲得した。偉大なアルゼンチンという国の歴史のなかでも、本当のレジェンドの一人だ」

そのうえで、ケンペス氏の人間性を称賛しながらデ・パウルを批判。「誰に対しても敬意を払うケンペスの人間性は、ロドリゴ・デ・パウルとは比較にならないほど上だ」とした。

さらに「レヴァンドフスキだってデ・パウルに『チャンピオンズリーグを何回獲った? ピチーチ賞は? ゴールデンブーツは?』と聞くことができる。もうデ・パウルにはうんざりだ」と続けた。

レバンドフスキについては「この世代で最高の選手の一人であり、歴代得点ランキングでも7位、チャンピオンズリーグでも歴代3位の得点者だ」とその実績を強調。

「数カ月前にはインテル・マイアミのMLSタイトルの象徴を主審にぶつけていた。そして今度は、この世代最高の選手の一人であるレヴァンドフスキに『お前は誰だ、何を勝ち取った?』と聞く。なんて愚かなことをするんだ」

デ・パウルの発言は、アルゼンチンのメディアからも思わぬ反発を招くこととなった。試合中で熱くなっていたのは間違いないが、リスペクトを欠いた発言は避けるべきだったと言える。