パルマでは2シーズン、正守護神を務めた鈴木。(C)Getty Images

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 パルマはこの夏、鈴木彩艶をアストン・ビラに売却した。その他の主力とともに、日本代表の正守護神を手放したことの影響はどれだけだろうか。

 コッパ・イタリアのラウンド64に勝利したパルマだが、以降の公式戦で白星をあげることはできていない。セリエAでは開幕2連敗を喫し、前節のモンツァ戦も1-1のドロー。3試合でリーグ最少タイの1得点しかあげていない。コッパ・イタリアでも、2部のクレモネーゼに敗れ、早期敗退が決まった。

 それでも、レジェンドOBのルイージ・アポローニは、鈴木に加え、DFアレッサンドロ・チルカーティ、FWマテオ・ペレグリーノもいなくなった影響を考慮すべきだと話している。

 アポローニは、パルマ専門サイト『Parma Live』で「改善すべきところはある」と述べた。

「だが、後半にチームが見せた反撃ぶりから再出発できる。バランスや各ライン間の適切な距離感を見いだそうとしていることは疑いない」

「忘れてはならないが、チームはスズキ、チルカーティ、ペッレグリーノの退団で背骨を失ったんだ」
 
 元イタリア代表DFは、「GK(鈴木)は確かに数か月離脱していたが、いずれにしてもプレーを組み立てるのに重要な存在だった」と続けている。

「チルカーティはその若さにもかかわらず、重要な基準点となっていた。ペレグリーノも同じだ。彼にはフィジカルがあった。それによってロングフィードやそこからのセカンドボールを生かした展開ができたんだ」

 鈴木はプレミアリーグの舞台でも、得意の高精度フィードや驚異的な反射神経を駆使したセーブで賛辞を集めている。裏を返せば、それだけの人材をパルマは失ったと言えるだろう。

 それでも、モンツァ戦で1点ビハインドから追いつき、連敗を止めて初ポイントを獲得したことは、パルマにとって朗報だ。カルロス・クエスタ監督率いるチームは、流れを好転させられるか。次節は14日、好調のコモとの敵地での難しいアウェーゲームだ。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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