ワイルドな無精ひげ姿も話題に(C)日刊ゲンダイ

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「死角はなさそうです。10月期の中で最も期待値の高いドラマのひとつであることは間違いありません」(キー局プロデューサー)

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 横浜流星(29=写真)が、2025年放送のNHK大河「べらぼう~蔦重栄華乃夢噺~」以来、初のGP帯連ドラ単独主演となる「LOST10」(TBS系=金曜夜10時)の話。

 確かに“死角”は見当たらない。脚本の奥寺佐渡子氏は25年公開の大ヒット映画「国宝」を手がけた売れっ子で、横浜と再タッグ。その奥寺氏が書いたTBS系ドラマ「Nのために」「最愛」「下剋上球児」で演出を手がけた塚原あゆ子氏、そして新井順子プロデューサーが集結と、最強の布陣と言っていい。

 さらに横浜のバディー役が小栗旬(43)。大河主演俳優が共演と、豪華キャストにも注目が集まっている。他に中村アン(38)、飯豊まりえ(28)、斉藤由貴(59)、岩谷健司(56)と、「これでもか」と言うぐらい脇を実力派で固め、“ハズレなし”の野呂佳代(42)に加え、人気バンド「King Gnu」のボーカル・井口理(32)も出演と、話題づくりにも余念がない。

《壮大な北海道の登山ツアーで起きた遭難事故をきっかけに物語が絡み合っていくヒューマンサスペンス・エンタテインメント》(公式サイトから)で、横浜は主人公の刑事・小駒を演じる。世間の“考察ドラマ好き”も呼び込めそうだ。

「横浜さんのワイルドな無精ひげ姿も、女性ファンの間で《かっこよすぎ》などと話題になっています。“無精ひげの刑事”といえば、同じ10月期のフジテレビ系連ドラ『kiDnap GAME』で主演を務める坂口健太郎さんとかぶります。2人とも、一般的には清潔感があるイメージが強いですが、真逆のキャラを演じるわけで、両者の“無精ひげ対決”も見ものですね」(前出のキー局プロデューサー)

 とまあ、どこにも死角はなさそうなのだが、「それが最大の死角になりそうです」と話すのは、元テレビ誌デスクだ。

「あまりに“完璧”すぎて、世間とかメディアの期待値が上がりすぎているのが心配です。インフレ状態と言っていい。重厚でスケール感のあるドラマを妥協せずに作ろうという意気込みは感じますが、人の心を深掘りするドラマは展開がスローテンポになりがち。玄人ウケはしても、ライトな視聴者の離脱を招きやすいという不安もある。新井Pが手がけた今年4月期の『田鎖ブラザーズ』も、期待値ほどには数字が伸びなかったですからね」

 そのうえキャストが豪華すぎると、「劇中でそれぞれを目立たせるために、ある程度の時間を割く“配慮”が必要になります。そのせいで視聴者を飽きさせやすい」(大手芸能プロ関係者)という声も。「田鎖」の二の舞いにならなければいいのだが……。

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