坂口健太郎の結婚、韓国でも相次ぎ報道「二股疑惑から1年越し」とも…BTSとの縁など現地で人気のワケ

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坂口健太郎の結婚は、日本だけのニュースでは終わらなかった。

坂口が交際していた一般女性との結婚を発表すると、韓国メディアも相次いで速報した。

【写真】坂口健太郎、BTSメンバーとツーショット

9月6日、『スポーツ朝鮮』は「坂口健太郎、一般女性と電撃結婚…『俳優活動にさらにまい進する』」、『マイデイリー』は「坂口健太郎、電撃結婚発表…花嫁の情報は“非公開”」と報じた。

また、『スターニュース』も「坂口健太郎、一般女性と電撃結婚発表…『さらにまい進する』」、『スポーツ京郷』も「坂口健太郎『交際していた一般女性と結婚した』と直接発表」と伝えている。

内容自体はいずれも、坂口がファンクラブを通じて結婚を報告したという事実を伝えるものだ。

ただ、目を引くのは、複数の記事が坂口について「韓国でも大きな愛を受ける日本のトップ俳優」「韓国で厚いファン層を持つ俳優」などと紹介していることだ。

日本人俳優の結婚がこれだけ韓国で相次いで報じられる。それ自体が、坂口健太郎の現地での存在感を物語っている。

では、なぜ坂口はここまで韓国で人気なのか。

韓国ドラマとの縁から始まった距離の近さ
(写真提供=OSEN)坂口健太郎

坂口は早い段階から、韓国と接点の多い日本俳優だった。

2017年には韓国ドラマ『ごめん、愛してる』の日本リメイク版に出演。翌2018年には、同じく韓国ドラマを原作とする『シグナル 長期未解決事件捜査班』で主演を務めた。

しかも『シグナル』の主題歌を担当したのはBTSだった。

これをきっかけに坂口とBTSの間にも縁が生まれたとされ、坂口がBTSの日本公式ファンミーティングを訪れたことも話題になった。

その後も交流をうかがわせる出来事が続いた。2022年7月には、J-HOPEがソロアルバム『Jack In The Box』のリスニングパーティーを開いた際、坂口から贈られたフラワーバスケットをインスタグラムで紹介し、日本語で「ありがとう」と感謝を伝えている。

さらに2025年4月には、J-HOPEの日本公演を訪れた坂口とのツーショットも公開され、長年にわたる縁があらためて注目を集めた。

また、2018年には映画『今夜、ロマンス劇場で』のプロモーションで訪韓し、同年秋にはアジアドラマカンファレンス参加のため再び韓国を訪れている。

つまり坂口は、韓国作品との縁、K-POPスターとの接点、訪韓の積み重ねを通じて、少しずつ韓国ファンとの距離を縮めてきた。

そのなかで、韓国では「ソ・ガンジュンに似ている日本俳優」として紹介されることも多く、親しみやすいビジュアルも人気を後押しした要素のひとつとみられる。

(写真提供=OSEN)ソ・ガンジュン

その人気がはっきり形になったのが2023年だ。

同年、韓国で初めて開催するファンミーティングのチケットが発売されると、2公演とも予約開始と同時に全席完売した。

韓国メディアは当時、チケットオープン告知の段階からSNSやオンラインコミュニティで反応が熱く、長くファンミーティングを待っていた韓国ファンの期待が爆発的な予約につながったと伝えている。

(画像=ジーニアス)初の韓国ファンミーティングのポスター

つまりこの時点で、坂口の韓国人気は単なる「日本俳優として知られている」というレベルではなく、実際に会場を埋めるファンダムとして成立していた。

『愛のあとにくるもの』でさらに広がった人気

そして2024年、女優イ・セヨンと主演を務めた日韓合作ドラマ『愛のあとにくるもの』によって、その人気はさらに広がった。

日韓合作作品で本格的にメロ演技を披露すると、現地メディアでは「メロ職人」とも紹介され、その演技が注目された。

同作は楽天Vikiで103カ国1位を記録するなど海外でも人気を集め、坂口の韓国での知名度とファンダムをさらに広げる作品となった。

また、授賞式「Asia Artist Awards」への継続出演や、2025年の「ソウルドラマアワード」でアジアスター賞を受賞するなど、韓国系の大型授賞式でも存在感を高めていった。

(写真提供=OSEN)坂口健太郎(左)とイ・セヨン

キム・スヒョンら韓国俳優との交流も話題となり、“日本で活躍する人気俳優”というだけでなく、韓国エンタメ界と自然につながる存在として受け止められるようになっていった。

その注目度の高さは、皮肉にも2025年の私生活騒動でも浮き彫りになった。

昨年9月、『週刊文春』が坂口が一般女性と同棲していた一方で、永野芽郁とも関係があったとする疑惑を報じると、韓国でも大きな波紋が広がった。

もちろん、二股交際が事実と確定したわけではない。ただ、韓国メディアは相次いでこの疑惑を取り上げ、現地ファンからも厳しい反応が噴出した。今回の結婚報道でも「坂口健太郎、一般女性と結婚…二股疑惑から1年越し」(『メイル経済』)といった見出しをつけた韓国メディアもあった。

当時、坂口は映画『盤上の向日葵』で釜山国際映画祭に参加予定だったが、騒動後に記者会見やインタビューなど一部日程をキャンセル。その後、「ソウルドラマアワード2025」のレッドカーペットでは温かい声援を受け、授賞式で「どう受け止めてもらえるか心配だった」と胸の内を明かしている。

スキャンダルがこれほど韓国で大きく報じられたこと自体、坂口がそれだけ現地で注目されていたことの裏返しでもある。

(写真提供=OSEN)坂口健太郎

韓国ドラマのリメイク作品への出演、BTSとの縁、度重なる訪韓、即完売したファンミーティング、韓国作品への本格出演、授賞式や韓国スターとの交流。こうして並べてみると、坂口健太郎が韓国で人気を得た理由は、ひとつではないことがわかる。

ところが、本人に聞くと答えは意外なほどあっさりしている。

今年5月、映画『盤上の向日葵』の韓国公開に合わせて訪韓した坂口は、「なぜ韓国で人気があると思うか」と聞かれ、「僕も皆さんが好きでいてくださる理由がわからない。もちろんありがたいですが、どうしてなのか本当にわからない」と笑った。

さらに、「最初に知ったときは驚いたし、戸惑った」と振り返りながら、「理由はわからないけれど、ずっと感謝している。これからもっと頑張らなければと思う」と語っている。

外から見れば、人気の理由はいくつも見つかる。それでも本人だけは、「なぜなのかわからない」と首をかしげている。

その飾らなさもまた、韓国ファンが坂口健太郎を好きになった理由のひとつなのかもしれない。