3年前にマンションを購入後、子どもの遊具化や約13畳のリビングでの圧迫感を懸念し、ソファを導入するか悩んでいたESSEonline住まいライター。しかし実際に導入したところ、家族で快適に過ごす方法を見出せたといいます。ソファのある生活の「懸念」をどのように解消していったのか、詳しくレポートします。

わが家にソファを置くか悩んだ理由

3LDKのマンションに夫と5歳の娘と暮らす筆者は、約13帖のリビングにソファを置くか悩みました。いちばん心配したのは、子どもによる汚れや傷です。

【写真】13畳リビングにソファを置いたら…

子どもにとってソファは座る場所というより、飛び跳ねたりよじ登ったりする遊具のような存在になりかねません。生地の破れやヘタリ、掃除の手間を考えると、「なくても困らないかもしれない」と感じていました。

もうひとつの不安は「圧迫感」。リビングがそこまで広くないため、大きな家具を置くことで動線が悪くなったり、部屋が窮屈に見えたりしないか心配でした。

ソファを置いて感じた「明らかな変化」

実際にソファを置いてみると、予想以上のメリットが。

まずは、家族が自然と集まる場所になったことです。

以前はダイニングチェアや床など、それぞれ好きな場所で過ごしていました。しかし、ソファを置いてからは、気づくと家族みんなが同じ場所に集まるように。

私がソファで過ごすなかでとくに好きな時間は、娘と並んで座っているときです。絵本を読んだり、一緒に動画を見たり、寝転びながら話をしたり。

床に座る生活では常に娘が私の膝の上に座っていましたが、今はほどよい距離感が生まれて快適に感じています。

また、家族みんなでリビングで過ごす時間が増えたのも利点です。以前は私や夫がそれぞれの用事が終わると別の部屋へ移動することもありました。

しかし、今は娘が遊ぶ様子をソファで見守りながら自分もひと息つけます。同じ空間で過ごしながら、それぞれが好きなことをできるようになりました。

使って実感している「デメリット」3つと、対処法

ソファ購入時には、子どもやペットが使っても傷が目立ちにくく、耐久性のある素材を選びました。そのおかげか、娘が飛びはねても大きなヘタリはなく、引っかいてしまったときも目立つ傷はできていません。

とはいえ、デメリットもあります。お菓子の食べかすがソファのクッションの隙間に入り込むため、こまめな掃除は欠かせません。

また、飲み物をこぼされることもありますが、丸洗いできる素材ではないため、乾いた布でふいたり、掃除機をかけたりして応急処置をする必要があります。

さらに、クッションがずれるのも小さなストレスです。その都度整える必要がありますが、取り外せる分、掃除はしやすいと感じています。

●快適に過ごすために「やってよかったこと」

デメリットもカバーしながら快適に過ごせるようになったのは、「自分だけの家具」ではなく「家族みんなで使う家具」と考えるようになったからです。

汚れたらすぐにふく。汚した本人が主体となって片付ける。すべての手入れを私がするのではなく、娘にもできる範囲で手伝ってもらっています。多少の傷や汚れも家族で過ごした証と思うと、以前ほど気にならなくなりました。

また、わが家はリビングテーブルを置いていないため、ソファを置いても圧迫感はそれほど感じることなくすみました。必要に応じて動かしながら、家族でレイアウト変更を楽しんでいます。

子どもが小さいうちは、ソファは不要だと思っていました。しかし実際には、家族が自然と集まり、同じ空間で心地よく過ごせる場所になっています。掃除やメンテナンスの手間はありますが、「きれいな状態を保つこと」よりも「家族が快適に使えること」を優先するようになってからは、気持ちもずいぶんラクになりました。

ソファを置くか迷っているなら、家具そのものではなく、その先に生まれる家族の時間に目を向けてみるのも1つの選択肢かもしれません。