YouTubeチャンネル「ハテナの探究 京都産業大学」が、「三笘選手の凄さも数値化!『ゴール期待値』とデータが変える現代サッカーの裏側」を公開した。京都産業大学現代社会学部の田村達也准教授が、現代サッカーにおけるデータ分析の進化と、スーパースターの凄さを数値化する指標について解説している。

田村准教授は、スポーツにおけるデータ分析が「ゴールが入ったか、入っていないか」という判定の領域から始まったと説明する。現在では半自動オフサイドテクノロジーが導入され、わずか数センチの差も正確に判定されるようになったという。さらに、GPS技術の発展により、選手のコンディション管理が可能になり、怪我のリスクを減らして選手寿命を延ばすことにも繋がっていると指摘した。

また、データはタレント発掘にも活用されており、全速力で走ったスピードなどの具体的な数値が「説得力がある」評価基準になっていると語る。特に注目される指標として「ゴール期待値」を挙げ、「本来だったら入らないのにゴール期待値を裏切る」ような得点を決める選手こそが、スーパースターになり得ると独自の見解を示した。

動画の後半では、田村准教授がユニバーシアード日本代表のテクニカルスタッフを務めた経験を回顧した。当時代表に選ばれていた三笘薫選手について「ジャンプ力とか足も速かったし、フィジカルフィットネスはすごい高いレベルにありました」と、データ上でもずば抜けた能力を持っていたことを明かしている。

最後に、スポーツをデータで支える分析スタッフに最も必要な資質は「コミュニケーション能力」であると断言。「人と人が絡む仕事が一番難しい」と述べつつも、分析結果を監督に伝える瞬間の緊張感とやりがいを語った。選手としてだけでなく、科学サポートという側面からスポーツに関わる新たなキャリアの可能性を提示する内容となっている。

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