山形放送

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全国的に豪雨災害が多発し、冠水した道路では車のエンジンが止まり立ち往生する姿も相次いでいます。山形県内でいつ起きるとも限らない大雨、どんなことに気を付けて運転する必要があるのか。JAF・日本自動車連盟の担当者に4日、話を聞きました。

8月以降、関東や北陸で続く大雨被害。各地で発生しているのが道路の冠水や、車の立ち往生です。県内でも過去に、大雨による道路の冠水は各地で発生しています。
冠水した道路の危険性について4日、JAF山形支部の担当者に話を聞きました。

JAF山形支部 野川智伸係長「実際運転しているとどのくらいの深さか分からない。ライトが乱反射したり水が濁っていて見えないなど。冠水道路に、まずは入らないのが大前提だが縁石の高さなどをみるとだいたい20センチ前後。縁石を超える水深では注意が必要」

こちらはJAFが行った実験映像です。水深30センチまで冠水した道路に時速30キロで進入した場合、車は走り切ることはできたものの車内に水が浸入してきました。また、水深60センチの道路に時速40キロで進入した場合は、水に入った直後にエンジンが停止してしまいました。
実際の道路では、走行する車によって波が発生します。
JAFの野川さんは、20センチから30センチ程度の水深でも注意が必要と話します。

「だいたい20センチくらい」これくらいなら行けそうと思ってしまう。「だいたい車の底の高さと同じくらいになると思う。波がかかってしまう可能性が上がる」

実際に、YBCの車でも確認してもらうと。

この車の場合だと「車体までの高さがギリギリ20センチ。マフラーの高さも22、23センチくらい。マフラーから排気ガスが出なくなってしまうとエンジンが止まってしまう」

JAF山形支部 野川智伸係長「例えば対向車が大きな車で思い切り波が自分の車にかかってしまう。冠水路は安易に侵入しないことが大切」

また、万が一、車内に閉じ込められてしまった場合に備え、専用のハンマーを用意することも大切だということです。
激甚化する豪雨災害に備えて、国も対策に乗り出しています。冠水した道路やアンダーパスで車両が水没して死亡する事故が発生したことを受け国土交通省は、全国6か所の国道アンダーパスで冠水前からの通行止めを実施すると発表しました。
その6か所のうち、2か所が県内です。
過去にも冠水被害で発生している酒田市落野目の国道7号アンダーパスと鶴岡市大宝寺町の国道112号アンダーパスの2か所です。
レベル4大雨危険警報が発表された場合や、時間雨量が50ミリに達した場合、それに、道路管理者や警察が冠水の可能性があると判断した場合、予防的に通行止めを実施する想定です。
全国各地で頻発する大雨被害。今回、冠水時の車の走行について取材しました。徒歩で避難する場合の注意点として、日本気象協会は、
・荷物はリュックにまとめること
・長靴ではなく履きなれたスニーカーなどの運動靴の着用。
・冠水していた場合、傘や棒などを使って足元を確認しながら避難。
また、出来るだけ冠水前に避難するよう呼びかけています。