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 神奈川県内公立中学校を卒業し全日制高校に進んだ生徒の割合を示す「全日制進学率」が5年連続で90%を下回った。不登校の「受け皿」とされる通信制進学者の増加が要因で、全日制希望率も90%を割る状況が続く。県教育委員会と私学側は全日制進学率90%達成を念頭に募集定員を決めてきたが、来春入試では90%を下回る目標に引き下げる方向。とりわけ志願者減にあえぐ公立全日制が曲がり角を迎えていると言えそうだ。

 全日制進学率を巡っては、15~21年度は90%台で推移。22年度に89・6%に下落後は低下が続き、26年度は前年度と同じ87・9%だった。内訳は公立が1・1ポイント減の56・9%、私立が0・2ポイント増の22・5%、県外高校などが0・7ポイント増の8・4%だった。

 一方で通信制は15年度の3・6%から26年度は7・6%に上昇。自分のペースで学べるなどの利点があり、都道府県をまたいで募集する私立広域通信制の存在感が増している。