内科医の山村聡氏が、YouTubeチャンネル「やさしい内科医 | 山村そうの血糖値実験室【糖尿病予防】」にて、「血糖値が気になる方へ【牛丼】ベジファーストなら血糖値が上がらないのか?内科医が食べて検証」と題した動画を公開した。動画では、牛丼を単体で食べた場合と、サラダを先に食べる「ベジファースト」を行なった場合での血糖値の変動を比較検証し、その効果と注意点を解説している。

検証は、二の腕に装着したセンサーを用いて食後の血糖値(皮下の間質液のグルコース値)を測定する形で行われた。まず、牛丼並盛をそのまま食べた場合の実験では、食前の血糖値92に対し、食後70分で189まで上昇した。山村氏はこの上昇幅について、丼ものが血糖値を急上昇させやすいことを実証している。

次に、同じく牛丼並盛を食べる前にサラダを完食する「ベジファースト」での実験を実施した。食前の血糖値90から始まり、食後70分でピークの161に達した。上昇幅が71に抑えられた結果を受け、山村氏は「ピークをさげるという点では、効果的だったんじゃないかな」と、ベジファーストの有効性を評価した。

一方で、サラダを先に食べたとしても血糖値が大きく上昇するという事実に対して、「牛丼は血糖値を上げ過ぎるのでご注意ください」と注意喚起を行なっている。

動画の締めくくりとして、山村氏は牛丼を食べる際の更なる工夫を提案した。ご飯を小盛りにすることや、食事の前にナッツを食べる「ナッツファースト」、食後すぐにウォーキングをすることで、血糖値の上昇幅を抑えられると解説。手軽な丼ものを楽しむ際にも、食べる順番や食後の行動を工夫するだけで、身体への負担を減らせるという実践的な知識が得られる内容となっている。

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