テレビ金沢NEWS

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27日に石川県内で降った大雨では、能登南部を中心に300人以上が公共施設などに避難しました。洪水や土砂災害などから命を守るため、いつ、どのような行動を取ればいいのか専門家に聞きました。

記録的な大雨により、最も危険度が高いレベル5大雨特別警報が出された石川県内。

河川の氾濫などが相次ぎ、羽咋・志賀・宝達志水・中能登の4市町では住民に対し、命を守る行動を求める「緊急安全確保」を発表しました。

■防災に詳しい金沢大学・青木 賢人 准教授:
「レベル5というのは、ずでに災害が発生している、洪水の場合であればすでに川が溢れているということ。この場合は、もう外に避難をするというのは危険という状況になります」

青木准教授によると、川から溢れた水や崩れた土砂は、高低差のある勾配を加速しながら進むため、押し寄せるスピードは想像以上に速いといいます。

羽咋市内で実際に浸水被害にあった住民も…

■羽咋市の住民:
「(Q. 浸水どのあたり?) このあたり。朝はちょっとだったんですよ。その時、避難すればよかったんですけど、みるみる間に、もう一瞬でした」

青木准教授は、レベル5の段階では、外に出て他の建物に移る、いわゆる“水平避難”ではなく、今いる建物の高い場所に移る“垂直避難”が有効だといいます。

■金沢大学・青木 賢人 准教授:
「1階の床上が浸水しても2階に避難すれば問題はない。2階まで水が来たとしても屋根裏に避難をすれば何とかなる。山に近い所でレベル5になってしまった場合は、2階があるなら2階、そして山の反対側という部屋に移動をしていただきたい」

そして何よりも、日ごろの備えと早めの避難が重要だと指摘します。

■金沢大学・青木 賢人 准教授:
「雨が本降りになる前に、川が氾濫をしたり、内水氾濫をして水がつかる前に避難をするということが、洪水に関する避難としては非常に重要になる。日ごろから、どこを通ってどう避難するのかということを意識しておくのがとても大切」