歌舞伎町のビルなど一斉立ち入り検査 44人死亡のビル火災から25年…現場で活動した消防隊員が当時の状況を振り返る 東京消防庁
2001年東京・新宿歌舞伎町の雑居ビルで44人が死亡した火災から25年となるのを前に、東京消防庁が歌舞伎町のビルなどの一斉立ち入り検査を行いました。
2001年9月1日、歌舞伎町の雑居ビルで起きた火災では、3階と4階であわせて44人が死亡しました。
火災から25年となるのを前に、現場で活動した消防隊員が当時の状況を振り返りました。
当時活動した消防隊員
「排煙用の窓から逃げようとした様子のまま亡くなっていた。窓際のところにすすに覆われたような形で、多くの方が折り重なるようにいた状況が心に残っている」
この火災を巡っては、階段に多くの物が置かれていたことで、防火扉が閉まらなかったことなどが問題とされ、消防法が改正されるきっかけとなりました。
そして27日、東京消防庁は、歌舞伎町の雑居ビルなどおよそ300棟に一斉立ち入り検査を行い、階段や共用廊下に物が置かれていないかなどを確認しました。
検査にあたって市川博三消防総監は、「火災予防行政の推進に全力で取り組んでいきたい」としています。