(NY時間11:11)(日本時間00:11)
ボストンS<BSX> 47.59(-2.27 -4.55%)

 医療機器のボストン・サイエンティフィック<BSX>が下落。同社は前日、一部のITシステムに影響を及ぼす世界規模のサイバーセキュリティ障害を確認したことを明らかにした。

 今回の障害により、業務に関連する一部の情報システムやビジネスアプリケーションへのアクセスが制限され、事業活動に支障が生じている。

 同社は第三者のサイバーセキュリティ専門家とともに、影響の評価や脅威の封じ込めに向けた調査を開始。ただ、全面復旧の時期は不明で、障害の全容や業績に重大な影響を及ぼすかどうかも現時点では判明していない。

 アナリストは「サイバーセキュリティ侵害の発表は、通期見通しへの圧力となる可能性がある」と指摘。「経営陣は影響が重大なものになるかどうかをまだ判断していないが、第1、第2四半期決算ですでに引き下げられている通期見通しを巡る不透明感が一段と高まった」と述べている。

【企業概要】
 複雑な心臓血管、呼吸器、消化器、腫瘍、神経、泌尿器の疾患や症状の診断と治療のための医療機器を開発・製造・提供する。内視鏡手術用の止血クリップ、胆道閉塞解消のためのステントシステムや、尿管ステント・カテーテル等の結石管理用製品、および超音波画像診断システム、大動脈弁システム等を提供。

MINKABU PRESS編集部 野沢卓美