夏前にエアコン掃除を行い「これで夏の間は何もしなくていい」と思っている人も多いのではないでしょうか。しかし実はシーズン中もやるべきお手入れがあるんです。「知っているけれどやっていない」という人も改めて、お手入れの必要性を本記事で確認してみてください。※画像:PIXTA

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夏前にエアコン掃除を行い「これで夏の間はもう掃除しなくて大丈夫」と思っている人は多いのではないでしょうか。しかし実はシーズン中にもやるべきエアコン掃除はあります。本記事ではエアコンのお手入れの必要性を解説します。

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A. エアコンクリーニングは夏の間はしなくていいですが、フィルター掃除は2週間に1回行いましょう

一口にエアコン掃除といっても、フィルター掃除、室外機周りの掃除、さらに業者によるエアコンクリーニングがあります。エアコンクリーニングに関しては、夏前に行ったのなら基本的にシーズン中に再び行う必要はありません。

一方で、シーズン中もこまめに行いたいのがフィルター掃除です。エアコンは室内の空気を吸い込む際に、フィルターでホコリなどをキャッチするため、運転時間が長くなるほど汚れもたまりやすくなります。

メーカーが推奨する掃除頻度は2週間に1回程度。フィルターを外して、サッと掃除機でホコリを取りましょう。また、自動フィルター掃除機能を搭載した機種なら、日常的なフィルター掃除の手間を減らせるので非常に便利です。ただし、エアコン内部のダストボックスにゴミが溜まっていく機種などもあるため、詳しいお手入れ方法や頻度は取扱説明書を確認しましょう。

フィルター掃除をしないデメリットは?

エアコンはフィルターにホコリが溜まると空気を吸い込みにくくなり、冷房効率が低下します。室内を設定温度まで冷やすために余計な電力が必要になり、電気代が高くなる原因にもなります。

実際、エアコンメーカーダイキンの試算によると、1年間フィルター掃除をしないと消費電力量が約25%も増加するケースがあるとのこと。条件によって異なりますが、それだけ余計な電気代がかかる可能性があるのです。さらに、ホコリや汚れが溜まった状態でエアコンを使い続けると、カビが発生しやすかったり、不快なニオイにつながったりするので、お手入れは欠かさず行いたいですね。

エアコンを清潔に使うコツ

エアコン内部に発生したカビは、自分で完全に取り除くのが難しいため、汚れがひどい場合はプロにエアコンクリーニングを依頼しましょう。

できるだけ内部にカビを発生させないためにできる対策としては、使用後に内部をしっかり乾かすことです。冷房運転時はエアコン内部に結露が発生するため、そのまま湿った状態が続くとカビが繁殖しやすくなります。「内部クリーン」機能が付いているエアコンならば冷房運転後に自動で送風や暖房運転などを行い、内部を乾燥させることが可能です。付いていない場合は、冷房運転後に送風運転を1時間半〜3時間程度行うとよいでしょう。

電気代が気になるかもしれませんが、内部クリーンにかかる電気代はわずかです。運転方式によって異なりますが、送風のみで乾燥させるなら1回あたりの電気代は1円もかからない程度。ほかにもエアコンによっては、熱交換器の汚れを洗い流したり、加熱して除菌したりする機能が搭載された機種もあるので、上手に活用しましょう。

室外機周りの整理も節電につながる

エアコンを使う際に改めて確認したいのが、室外機周りの状態です。室外機は冷房時に室内から運んできた熱を屋外へ放出する役割を果たしているため、吸込口や吹出口がモノで塞がれていると、うまく放熱できず、冷房効率が低下してしまいます。

シーズン前はもちろん、台風の後などにも、モノが飛んできて吸込口や吹出口を塞いでいないかチェックしましょう。また、「節電になるから」と室外機に遮熱カバーを取り付けている人もいるかもしれませんが、空気の吸い込みや吹き出しを妨げていないか今一度確認してみてください。

こまめな掃除で清潔かつ効率的にエアコンを使用しよう

エアコン掃除は「シーズン前に1度やれば終わり」ではありません。特に使用頻度が高い夏は、フィルターを2週間に1回程度掃除することで清潔を保ち冷房効率もグッと上げられますので、今まで行ってこなかったという人も、今日から始めてみてください。

▼田中 真紀子プロフィール
白物家電、美容家電の専門家兼ライターとして活躍。日々発売される新製品をチェックし、製品の紹介記事やレビュー記事を雑誌やweb、新聞などで紹介している。日常的にも話題の新製品を使うことで、ライフスタイルに合わせた選び方や、上手な採り入れ方の提案も行っており、テレビ出演も多数。
(文:田中 真紀子(白物・美容家電/育児用品ガイド))