「救命病棟24時」だけじゃない 平成の名ドラマ→令和に続編相次ぐ 期待と不安 視聴者の反応さまざま
フジテレビの医療ドラマシリーズ「救命病棟24時」が、江口洋介(58)と松嶋菜々子(52)のダブル主演で13年ぶりに復活する。10月12日スタートで、シリーズ初の月9枠(月曜後9・00)での放送となる。「救命病棟24時」だけでなく、平成の名作ドラマが令和に復活し、続編が放送されるケースが相次いでいる。
江口演じる天才救命医・進藤と、その下で救命医として奮闘する小島(松嶋)が医療現場で命と向き合う姿を描く物語。1999年放送の第1シリーズは平均世帯視聴率(ビデオリサーチ調べ、関東地区)20・3%を記録するなど、人気を博した。
6シリーズ目となる今作は、「働き方改革」によって残業時間の規制が進む一方、人員確保のための予算不足など厳しさが増す現代の医療現場が舞台。タイパや合理性を求める若手医師や看護師との、働き方や患者との向き合い方の価値観の違いが描かれる。
フジテレビでは現在、俳優・反町隆史主演の「GTO」を放送中。1998年放送の「GTO」は、全12話の平均視聴率が28・5%、最終回が35・7%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)をマークするなど大ヒット。24年には1話限りの「GTOリバイバル」が放送された。学園ドラマの金字塔が、28年ぶりに連続ドラマで復活し、反町演じる教師・鬼塚英吉がSNS依存や新型コロナの影響など、令和ならではの問題と向き合う姿が描かれている。
小泉今日子と中井貴一がW主演を務め、2012年に放送したフジテレビ「最後から二番目の恋」は、2014年に「続・最後から二番目の恋」、2025年に「続・続・最後から二番目の恋」を放送。“アラ還”2人が織りなす物語に注目が集まった。
1991年に浅野温子と武田鉄矢がW主演を務めたフジテレビ系「101回目のプロポーズ」も令和に入って続編「102回目のプロポーズ」が放送。唐田えりかとお笑いコンビ「霜降り明星」のせいやが出演し、物語は「101回目…」の最終回で結ばれた矢吹薫と星野達郎の娘が主人公のラブストーリー。
2007年に日本テレビで放送された篠原涼子主演ドラマ「ハケンの品格」も2020年に続編が放送された。日本の会社社会を派遣社員側からユーモラスに描いた物語で、13年ぶりに復活。前作では、篠原演じる派遣社員がプライドを持って働く姿が共感を呼び、平均視聴率で20・2%を記録するなど大ヒットした。
2019年放送のテレビ朝日系「時効警察はじめました」も人気シリーズの続編。2006年に「時効警察」、2007年に「帰ってきた時効警察」が放送されており、12年ぶりの復活だった。オダギリジョー主演のミステリーコメディとして高い人気を誇っている。
SNSでは「救命病棟24時の続編期待してたからメッチャ嬉しい」「最近色んな過去ドラマの続編作られてて嬉し」といった期待の声が上がった。一方で、「昔の続編に頼るの流行ってんな…若者がドラマ見ないんだろうなぁ」「完結してるドラマの続編があるのはな…」といった指摘も寄せられている。

