富士山で父親がぐずった7歳男児を置き去り、富士山診療所医師「高山病として注意すべき症状は“ぐずる”」
富士山8合目に開設されている富士山診療所(静岡県富士山衛生センター)の大城和恵医師が26日、TBSの朝の情報番組「THE TIME,」(月〜金曜前5・20)にVTR出演し、子供と登山する時の注意点について言及した。
番組では、富士山で父親に置き去りにされた7歳の男子小学生が警察に救助された事案について現場を取材するなどして伝えた。
20日午前7時40分ごろ、富士山の静岡県側にある富士宮口登山道6合目で、山小屋の関係者から「子供が1人で置き去りになっている」と県警富士宮署に通報があり、署員が約2時間後、小学生の男児(7)を保護した。署によると、男児が疲れてぐずったため、父親から「8時間ぐらいここで待て」と言われ、置き去りにされたという。けがはなかった。
署によると、男児は名古屋市在住で、同日午前7時ごろ、父親と中学1年の兄の3人で登山を開始した。約15分後、富士宮口登山道6合目に到着。父親らだけが先を目指したという。山小屋の関係者が、男児が1人でいる姿を見て通報した。署員が8合目付近まで登っていた父親に連絡。引き返した父親に注意した上、男児を引き渡した。
大城医師は、「子供の高山病として注意すべき症状は“ぐずる”こと。ぐずる程度がいつもよりひどいとか頻度が多い時は要注意」と指摘。
子供は症状をうまく説明できず、元気がない、食事をしないといった行動をとることがあると言い、「まずは5合目で立ち止まって体調を確認して少し体を慣らしてとにかくゆっくり登ってくるのが大事」と述べた。
