ローム×ルネサスエレクトロニクス 株式市場を揺さぶる半導体関連を比較【ライバル企業の生涯給与】
【ライバル企業の生涯給与】
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新NISAで株式投資に参入した人はハラハラの連続かもしれません。AI・半導体関連の値動きは激しく、日経平均の乱高下が続いています。
投資なんてやめておけばよかった……との嘆きも聞こえてきそうです。一方で、長期投資を念頭に置けば「今の水準は割安」との見方があります。確かに、日経平均10万円という声もよく耳にします。
今回は半導体関連の「ローム」と「ルネサスエレクトロニクス」の社員待遇を比較してみます。
ロームは、カスタムLSIやディスクリート半導体、そして次世代の省エネの鍵を握る「SiC(シリコンカーバイド)パワー半導体」に強みを持つ京都発祥の大手です。開発から生産まで一貫して行う「垂直統合型」(IDM)の強みを生かし、車載や産業機器向けに高品質な製品を供給しています。
ルネサスエレクトロニクスは、自動車を制御する、いわば「脳」にあたる車載用マイコンで世界トップシェアを誇ります。日立製作所、三菱電機、NECの旧半導体部門が統合して誕生しました。積極的な海外M&Aによりアナログ半導体やパワー半導体、AIチップなど製品ポートフォリオを急拡大させています。
業績はどうでしょうか。
売上高はローム(2026年3月期=連結)が4811億円、ルネサスエレクトロニクス(25年12月期=同)が1兆3212億円、営業利益は109億円と2012億円、純損益はマイナス1584億円とマイナス518億円です。両社とも半導体市場の需要拡大が想定より下回ったなどの理由で最終赤字となりました。
有価証券報告書によると社員の平均給与はロームが803万5000円、ルネサスエレクトロニクスが749万6000円。役員報酬は1人あたり2870万円と1億6250万円となっています。
年代別の推定年収は、30歳時はロームが641万円、ルネサスエレクトロニクスが587万円。40歳時は796万円と730万円、50歳時は898万円と824万円です。
生涯給与はこうなります。
▼ローム…2億9400万円
▼ルネサスエレクトロニクス…2億6950万円
両社の社員がこの収入に応じた平均的な支出を続けた場合、65歳時の推定資産(貯蓄可能額)はローム6447万円、ルネサスエレクトロニクス6051万円です。85歳時は2536万円と2553万円。どちらも安定した老後が待っていそうです。
(データ提供「Milize」=https://milize.co.jp)
