山口組・司忍組長(C)日刊ゲンダイ

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「司六代目の聖地リターン」へのカウントダウンが始まった。

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 岡山県公安委員会が、6代目山口組と池田組(岡山、池田孝志組長)に対する特定抗争指定の指定を9月8日に解除する方針を決定した。

 実話誌記者が言う。

「池田組側に死者の出た24年9月の宮崎での事件以降、2年間にわたり抗争事件は発生していなかった。地元の公安委員会が双方から意見を聴取したうえで『喧嘩の意思なし』との心証を得た結果ですが、警察の上部機関である警察庁の指導に基づくことはあきらかです」

 指定が解除されるのは、岡山、兵庫、岐阜、愛知、三重、京都、宮崎の7府県。「警戒区域」内の事務所の使用や組員5人以上が集まることが可能となる見込みだ。

 神戸山口組、絆會、宅見組……と、「反6代目」勢力のなかでも、池田組と6代目山口組とは、過去に報復戦で岡山、宮崎など各地で計3人の犠牲者を出すなど、戦火の絶えない間柄だった。

「バブル期に不動産投資で勝ち組となり、ヤクザ業界随一の富裕ヤクザである池田組長は、『組織の延命も抗争の命運も経済力しだい。1年に3億投じても10年は持つ』と周辺に豪語したというくらいの資産家です。組織の温存を第一に考える合理主義者でもある。ケンカするヒマがあったら、資産を増やして組員への給料アップに回す心算でしょう」(同)

 池田組では組に残った組員にマンションを与え、月給を支給して生活を保障しているという。業界でピカイチの組織力を維持できるのも、頭抜けた経済力のなせるワザなのだろう。

 つまるところ、「抗争指定が解けたところで、池田組長は6代目山口組に対して対応を変えるつもりはないでしょう。ケンカをしかけないだけで、できるかぎり長生きして組織を存続させ、仇敵への意地を貫くはずです」(同)。

 神戸山口組の井上邦雄組長も「自分ひとりになっても組は解散しない」と明言している。

 6代目の本家・神戸への帰還が見えてきた山口組の中からも「安閑と喜んでばかりはいられない」との声が聞こえてくる。対立状態は簡単には解消しそうにない。