【甲子園】いつか健大高崎で甲子園「小さな部員」田中翔くんの夢 決勝まで全戦現地で観戦
◆第108回全国高校野球選手権大会最終日 ▽決勝 智弁和歌山4―3健大高崎(22日・甲子園)
スポーツ報知では、今夏も球児たちの戦いのサイドストーリーを「熱闘ウラ」と題してお届けします。
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試合終了の瞬間、涙があふれた。健大高崎の「小さな部員」、8歳の田中翔くんだ。「くやしい」。それでも健大高崎ナインが三塁側アルプスへあいさつに訪れると、全力で拍手を送った。
高崎市在住の小学2年生。24年のセンバツで初優勝を飾った同校の活躍をテレビで見てファンになったという。同年夏以降、同校での練習などにも応援に訪れたため、野球部の間でも「ずっと応援に来ている男の子がいる」と話題に。“応援団の一員”として認められ、特注のユニホームをプレゼントされた。
この夏は両親と一緒に初戦から決勝まで全試合、群馬から甲子園まで応援に駆けつけ、憧れのお兄さんたちと同じユニホーム姿で声をからした。青柳博文監督も「本当に野球が好きだね。ありがたい」と目を細めた。
自分で野球をすることも大好き。将来、健大高崎に入りたいかと問われると、迷わずうなずいた田中くん。いつか、甲子園でプレーするその日まで。大好きなお兄ちゃんたちの背中を追い続ける。(常光 仁美)
