2016年、参院選に出馬した高樹沙耶(写真:本誌写真部)

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「私は振り切った先が自給自足。お金がなくても生きられる世界だったから。<中略>だけどそこの世界に入っても生きていかなきゃいけないし、食べていかなきゃいけない。そうすると、野菜を採り続けるって疲れるって――」

お笑い芸人・永野(51)がMCを務めるYouTubeチャンネル「5年後の世界」に出演した、元人気女優の現在の姿が話題を呼んでいる。

17歳で上京し、スレンダーな容姿を生かし、モデルとしてデビュー。19歳で映画『沙耶のいる透視図』に主演し、数々の人気ドラマにも出演を重ねたその元女優とは――。

「高樹沙耶さん(62)です。かつては人気ドラマ『相棒』(テレビ朝日系)で、放送開始から水谷豊さん(74)が演じる杉下右京の元妻・宮部たまき役を好演していました。右京が来店する小料理屋の女将として、ふとした会話が事件解決のきっかけを示唆するなど、重要な役どころでした。08年には本名の『益戸育江』に改名しています。そんななか、11年10月のseason10放送開始直後に高樹さんが突然降板し、たまきも『お店を閉めて、お遍路にでも出ようかしら』とドラマから姿を消してしまったのです」(芸能関係者)

高樹は35歳のとき、シンガーソングライターの中西圭三結婚するも2年で破局。その後ハワイに移住し、フリーダイビング(潜水競技)にのめりこんだ。そのころエコロジーに目覚め、07年からは千葉県南房総で、自然エネルギーを生かしたエコ生活も始めている。やがて、さらなる“自然への回帰”を求め、石垣島へ移住することに。

「きっかけは東日本大震災だといいます。石垣島に広大な土地を購入し、エコ生活を体験できる施設の経営もしていました」(前出・芸能関係者)

石垣島で生活を送るなか、大麻取締法改正の活動にも取り組むように。自身のブログで大麻について《アンチエージングには最高の植物だ。と信じております》と語ったことも。

16年には新党改革から参議院議員選挙に出馬、医療用大麻普及を訴えるも落選した。

同年10月に、石垣島の自宅に大麻を隠し持っていたとして大麻取締法違反(所持)の容疑で逮捕され世間を騒がせた(判決は懲役1年、執行猶予3年)。

女優を実質引退後、そんな波乱万丈の人生を送っていた高樹だが、石垣島移住から15年を経て、人生の決断をしたと冒頭の動画で次のように明かしている。

「いや、実はね、私石垣島に住んで 15年になるんですけど、 ちょっと大きな転機が来ましてですね、 石垣島から内地に戻ってこようかなと。実家が静岡県の浜松でうちの親も年を結構取ってきて 1人なんですね、母が」

同時に、大麻に関する発信からも手を引くことも明言した。

「いや、でももう私大麻のことをやめようと思ったんですね。大麻のことを言うの。だってこの社会においてはダメだから、言っても言っても『まだそんなこと言ってんの?』とかさ、もうそういう反応だけになっちゃうから。だから、ま、『私のやるべきことはやったし』と思って。<中略>やっぱり、最後は年を取ると中庸に戻るという」

8月21日には63歳の誕生日を迎える高樹。かつて人気ドラマで輝きを放った元女優は、離島での15年の生活を終え、新たな人生のステージを歩みだす。