ドジャース大谷翔平 菅野撃ちから今季初の2打席連発&4安打 指揮官「地球上の誰よりも優れている」
◇ナ・リーグ ドジャース 11ー5 ロッキーズ(2026年8月17日 デンバー)
ドジャースの大谷翔平投手(32)は17日(日本時間18日)、敵地でのロッキーズ戦で今季初の2打席連発を含む4安打を放った。5回に相性のいい相手先発の菅野智之投手(36)から28号ソロを放つと、続く6回には中継ぎ投手から29号2ランを放ち、今季の日本選手単独トップに再浮上した。11―5の大勝に貢献し、連敗を2で止めた。
熟練右腕からまた打った。5学年上の先輩から通算4本目となる本塁打を放った大谷は三塁ベース手前で思わずサムズアップ。渋い表情の菅野を横目に悠々とホームを踏んだ。
5試合ぶりの一発となる28号ソロは、5回の第3打席。菅野の低めのカットボールを十分に引きつけ、頭を残したまま鋭く振り抜くと打球は左中間席まで伸びた。3回の二塁内野安打を含め、NPBからの通算成績はこれで13打数9安打、打率・692、4本塁打。「意識は特にはしていない」と強調しつつ、「スプリットばかりの時もあれば、真っすぐばかりの時もあるし、カットばかりの時もある。何かに集中して張るというわけではなく、全体を捉えながら」と対策を明かした。
続く6回2死三塁では、2番手メヒアから中堅右への29号2ラン。標高が高く打球が飛ぶことから“打者天国”とされるクアーズ・フィールドの地の利を生かし、今季最長となる452フィート(約137・8メートル)の特大弾で今季初の2打席連発を記録。続く第5打席でも中前打を放ち、今季初の4安打にデーブ・ロバーツ監督も「彼は地球上の誰よりも優れている」と称えた。
気になる左膝については「100%中の100%ではもちろんない」。強い痛みはないものの、「スピードが少し出づらい。ベースターンもオーバーラン気味に回っている」と補うためのスタイルを明かした。一方で投手復帰へも前進している。14日にはブルペンで34球投げた。「翌日も良かった。明日また様子を見て、良かったらブルペンをやりたい」と18日(同19日)にも2度目のブルペン入りの意向を示した。
最大のヤマ場はポストシーズン。「もちろん(先発することを)イメージしている」。二刀流復活へ、一歩ずつ歩みを進めている。(奥田 秀樹通信員)
◯…大谷の菅野からの本塁打は4本目。最多5本のモンタス(今季未所属)に次ぎ、大リーグで2番目に多い。3本塁打しているのはエンゼルス・菊池ら12投手。
◯…クアーズ・フィールドとは相性が良く、これでエンゼルス時代の23年6月23日から出場21試合連続安打。同球場では通算25試合で打率.398、9本塁打、24打点で、OPS(出塁率+長打率)1.234を誇る。
◯…29号の飛距離452フィート(約137.8メートル)は今季自己最長。大谷の自己最長はエンゼルス時代の23年6月30日ダイヤモンドバックス戦での493フィート(約150.3メートル)。ド軍移籍後は24年6月18日ロッキーズ戦の476フィート(約145.1メートル)。

