清宮幸太郎(C)日刊ゲンダイ

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 数字だけを見れば、「代打の神様」と言って遜色ない。

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 日本ハムは16日、オリックスに13-7で大勝。この日もチームで3本塁打を放つなど圧倒的な破壊力を誇示する一方、シュアな打撃でファンを沸かせたのが清宮幸太郎(27)だ。

 八回に代打で出場すると、コンパクトなスイングで一、二塁間を破る右前打。これで今季の代打打率は8打数5安打の.625となった。

 もっとも、本人は起用法に不満があるのか、代打で適時打を放った14日の試合後、「何ですかね。意気には感じる。燃えるというか」と言いつつ、「またこれで(次も)代打だよ、と。代打で打たなかったらスタメンなんですかね」と、愚痴が止まらなかった。

 もっか打率.243、12本塁打、44打点。138試合で.272だった昨季から大きく成績を落としている。新庄監督に期待を寄せられながら安定せず、打順も1番から8番まで日替わり。スタメン落ちに文句を言える成績ではないだろう。

 それが代打では別人のように勝負強くなる。新庄監督も「代打での集中力、振りが違う。毎試合代打のつもりで行ってほしい」と話している。

「指揮官の狙いはまさにそれでしょう。清宮はもともと打撃センスは高く、パワーもあるもののホームランバッターではない。それなのにスタメン出場だと一発狙いでバットを振り回す悪癖がある。代打だと自分勝手なスイングはできないので、持ち味であるバットコントロールが生きる。本人は起用に不満でも、まさに新庄監督の思うツボですよ」(球団OB)

 この日は代打でヒットを打った後、そのまま一塁守備に就いた清宮だが、九回の2打席目はマン振りで遊飛に倒れた。

 今後も代打起用が増えそうだ。