YouTubeチャンネル「阿波野チャンネル」が、『「3割は命を落とす」ストレスで救急搬送…元プロ野球審判が語る過酷すぎる現実【坂井遼太郎×阿波野秀幸】』と題した動画を公開した。前回に引き続き、元プロ野球審判員の坂井遼太郎をゲストに迎え、阿波野秀幸とともに「なかなか褒められることがない」という、とにかく辛すぎる審判事情について赤裸々に語り合った。

動画では、審判が抱えるプレッシャーの大きさが話題に。坂井は、過去の試合でトラブルの直後に貧血を起こし、投球が全く見えなくなった経験を告白。さらに、遠征先で突然息ができなくなり緊急搬送された壮絶なエピソードを披露し、「心臓が止まって本当に死にかけた」「(医師から)3割は命を落とすと言われた」と振り返り、その原因が極度のストレスであったことを明かした。これには阿波野も「相当なストレスが溜まっていたのかな」と驚きを隠せない様子を見せた。

また、選手やコーチとの距離感についても言及。公平な立場を保つため「グラウンド上では親しげに喋るな」と指導されるなど、審判ならではの孤独な環境が浮き彫りになった。さらに阿波野から「判定でミスした時にその後どう対処する?」と問われると、坂井は「基本的には忘れる。引きずって帳尻を合わせるとぐちゃぐちゃになる」と回答。一方で、「ボールが当たった痛みは1日2日で治るが、誤審した時の痛みは治らない。複雑骨折以上に痛い」と語り、判定に対する強い責任感と葛藤を滲ませた。

終盤には、気になる審判のリアルな給料事情や、グラウンドに落ちているゴミを拾うといった知られざる気配りなど、普段は表に出ない裏話が次々と飛び出した。過酷な環境の中でも、野球というスポーツを成立させるために奮闘する審判たちの、知られざる苦悩と人間味が深く伝わる対談となっている。

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