中国車の輸出爆増で運搬船が足りず、海運大手「いまだかつてない…」―中国メディア
中国メディアの快科技は15日、中国の自動車輸出の急増が世界の自動車輸送業界に船舶不足という予期せぬ問題をもたらしていると報じた。
記事によると、2019年に60万台に満たなかった中国の乗用車・箱型貨物車の輸出台数は今年1000万台に達すると予測されている。
世界の自動車運搬船の保有隻数はここ数年で40%増加したが、輸送需要の拡大に追いついていない。
6月の大型自動車運搬船の1年契約用船料は前年末比約65%増の1日当たり7万ドル(約1113万円)に達し、自動車の海上輸送運賃も新型コロナ禍前の水準の約2倍に上昇。一部の船舶では数年先までの輸送枠が埋まっているという。
一部の中国の自動車メーカーは、より高コストなコンテナ船による輸送を利用せざるを得ない状況にある一方、大手の比亜迪(BYD)や上海汽車(SAIC)、奇瑞汽車(Chery)などのメーカーは自前のRORO船団を構築する動きを見せている。
世界最大級の海運・車両物流グループ、ワレニウス・ウィルヘルムセンのラッセ・クリストファーセン最高経営責任者(CEO)によると、中国の自動車輸出は「いまだかつてない」ペースで加速しており、車両輸送の需要が驚異的な勢いで急増している。(翻訳・編集/柳川)

