雲南省昆明市の街を歩く「おしゃれグランマ」たち。(昆明=新華社配信)

 【新華社昆明8月16日】中国雲南省昆明市で、女性3人組の「おしゃれグランマ」チームが活動している。旗袍(チーパオ=チャイナドレス)やワンピースなどを上品に着こなし、昆明の街や観光地を舞台に動画を発信。ファッションを楽しみながら、年齢を重ねても自分らしく前向きに暮らす姿を伝えている。

雲南省昆明市にある滇池のほとりで撮影する「おしゃれグランマ」たち。(昆明=新華社配信)

 今年69歳の徐金娥(じょ・きんが)さんは、新中国の初代民間航空客室乗務員で、定年退職後は中高年女性のおしゃれなライフスタイルを積極的に発信している。

 64歳の趙子醇(ちょう・しじゅん)さんは、土木建築エンジニアだった。退職後はダンスを習い始め、生け花や茶芸を学び、旗袍の魅力にひかれた。現在は装いや暮らしの美意識を伝える活動に取り組んでいる。

 66歳の何塁(か・るい)さんは、高校の数学教師だった。30年以上教壇に立つ中で培った根気強さや包容力は、年齢を重ねることや美に対する姿勢にも表れている。

稲穂が実る田園風景で撮影する(左から)徐金娥さん、何塁さん、趙子醇さん。(昆明=新華社配信)

 同じ学びの場で知り合った3人は「おしゃれグランマ」チームを結成し、誘い合って昆明の名所を訪れるようになった。旗袍やロングコート、ワンピースを身にまとって、春の陽気が続く昆明の街を歩き、ジャカランダや滇池(てんち)のカモメ、古い街並み、少数民族の村を一つ一つショート動画に収めている。

 3人は自ら撮影・編集したショート動画を投稿し、中高年の人々にも暮らしを発信する楽しさを伝えている。社区(コミュニティー)ではボランティアのショート動画講座を開き、動画制作やスマート機器の使い方を紹介するなど、高齢者のデジタル活用を支援する。このほか、美学サロンを開いて姿勢トレーニングや服装のコーディネート術も紹介している。

 「年齢はただの数字にすぎない。学び続ける気持ちを持っていれば、いつまでも前向きに暮らしていける」と、3人は声をそろえた。(記者/李霞)

シニア向けの化粧法を教える趙子醇さん(左)。(昆明=新華社配信)
「おしゃれグランマ」美学サロンの様子。(昆明=新華社配信)
ダンスの練習をする趙子醇さん。(昆明=新華社配信)
ライブ配信をする何塁さん(左)と趙子醇さん。(昆明=新華社配信)
満開のジャカランダを背景に撮影する「おしゃれグランマ」たち。(昆明=新華社配信)
雲南省昆明市の古い街並みで撮影する「おしゃれグランマ」たち。(昆明=新華社配信)