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世界で2例目の貴重映像 学術的な価値の高い"瞬間映像"

熊本地震の被災地では、多くの場所で断層が地表に現れています。その瞬間を捉えた貴重な映像があります。

【画像を見る】ミャンマーと熊本 世界に2例だけの"地表に断層が現れる瞬間映像"から

駐車場の防犯カメラに記録されていた映像では、画面奥の水田に亀裂が入り、家屋とともにせり上がったように見えます。(動画あり)※画像をもっと見る

活断層に詳しい、東北大学の遠田晋次教授は、この映像を見て、「断層の動きのメカニズムを理解するうえで貴重な映像、学術的にも価値が高い。地表に断層が現れる瞬間を映像で捉えたのは世界2例目。国内では初めて」とコメントしています。

1例目は2025年のミャンマーで

遠田教授によると、1例目は2025年のミャンマー地震(動画あり)です。画面の中央上部から右側まで地表が大きくずれています。※ミャンマーの画像をもっと見る

それまで目撃談しかなかったものが映像として記録されたことになります。

遠田教授の着目点――

また、遠田教授は、この映像から、揺れから断層が現れるまでに数秒の時間差があることに着目しました。

「震源から地震波(揺れ)が伝わる速度は秒速約3km。断層のずれの伝播速度は秒速約2km。断層のずれの伝播速度の方が遅いため、少し時間差がある。おそらく宇城市付近など震源にもっと近い場所であれば、揺れから断層が現れるまでの時間差は短いのでは」と話しています。