MCを務める上垣皓太郎アナ(C)日刊ゲンダイ

写真拡大

 フジテレビの新音楽番組「STAR」の視聴率が危険水域に突入している。同番組は今年4月に放送をスタート。入社3年目の上垣皓太郎アナ(25)をMCに起用し、約10年ぶりとなるゴールデン帯での音楽番組ということで注目を集めていた。

【もっと読む】フジテレビ堤礼実アナの「ミニスカ」は問題なのか? “顔面アップ”に続く過剰反応で消滅危機

 しかし、8月6日放送回のコア視聴率は1.1%、個人視聴率が1.2%。この日の同時間帯に放送されたキー局5社の番組で「STAR」についで視聴率が低かったのはテレビ東京の「卓球WTTチャンピオンズ横浜2026」だが、その視聴率は個人2.3%。「STAR」は最下位をマークしてしまった。

 同番組は、フジテレビの「FNS歌謡祭」を手掛ける音楽バラエティーチームと「めざましテレビ」の情報番組チームがダッグを組み、アーティストの音楽パフォーマンスとエンタメニュースを一挙に届けるというコンセプトのもとで始まった。4カ月目にして伸び悩んでいる最大の要因は、バラエティー色を何でも入れたがるフジの悪癖だという指摘もある。

■PRなのかトークなのかメーンが定まらず…

「13日放送回では『スポーツ名場面×超名曲15連発』と銘打たれた企画が放送され、イントロクイズなども行われていました。またスポーツ名場面という企画に応じて、今週のナビゲーターとして、女子バレーボール元日本代表大林素子さんが起用され、歌唱のトップバッターを飾ったのは、フジテレビ系アジア選手権2026中継テーマソング『晴々』を歌う緑黄色社会でした。全体的にフジテレビの局としてのPRみたいな企画も多く、メインがトークなのか、バラエティー的企画なのか焦点が絞り切れていないし、肝心の歌唱時間も短い印象です」(音楽関係者)

 さらに指摘されているのは、出演ゲストのラインアップが“どうもパッとしない”という点だ。

「13日放送回の後半では、めざましフェスからの生中継が行われ、CANDY TUNE、INIら出演者によるスペシャルコラボも披露されましたが、これはFNS歌謡祭でお馴染みの手法です。音楽好きの視聴者からは《Mステは番組のネームバリューを使ったゲスト、CDTVはフルサイズライブと凝った演出という武器があるけど、この番組にはそういった武器がない》ともっともな指摘も出ています。バラエティー的要素が強すぎると、音楽性を重視するアーティストから敬遠される要因となり、そうなると音楽好きが視聴したがる継続的番組視聴には結びつきにくくなります」(同前)

 また上垣アナがMCを務めているため、トーク運びも固くなりがちにも関わらず、番組構成自体はバラエティー要素が強いのもバランスが悪いのだろう。フジはFNSやめざましテレビなど、過去の栄光を一度捨て、"真剣に音楽を聞かせる番組"を目指すことが必要なのかもしれない。

  ◇  ◇  ◇

 余計な雑音を聞き入れ過ぎた結果なのか? 関連記事【もっと読む】フジテレビ堤礼実アナの「ミニスカ」は問題なのか? “顔面アップ”に続く過剰反応で消滅危機…では、堤アナの姿に上がったあらぬ声について伝えている。