たった2分やるだけ!? 睡眠不足の原因にもなる「夜間頻尿」改善が期待できる“日本の伝統的な健康法”
月曜から金曜まで、有働由美子さんが“健康案内人”となって毎日続けられる健康のコツをお届けする健康情報番組『有働由美子の健康案内人!』。
今週のテーマは「尿のお悩み」。8月13日(木)の放送では、「睡眠不足の原因に!?夜間頻尿」を特集しました。

【映像】たった2分やるだけ!? 睡眠不足の原因にもなる「夜間頻尿」改善が期待できる“日本の伝統的な健康法”
就寝中に何度もトイレで目が覚めてぐっすり眠れず、朝から疲れてしまう――そんな“夜間の尿トラブル”の対策法を、有働さんが泌尿器科医・奥井伸雄(愛称:ピーター)先生に教えてもらいました。
◆夜間頻尿の原因は“ホルモン低下”
40歳以上の日本人の3人に1人が悩んでいると言われる“夜間頻尿”。夜寝ているとき、たった1回でもトイレに行きたくなって起きてしまうと、夜間頻尿とされるそうです。
トイレの回数自体も悩みものですが、何度もトイレで起きてしまうことにより、眠りが妨げられるのも問題です。さらにシニアでは、夜中のトイレが転倒の原因になることも。

有働さんが夜間頻尿の原因を尋ねてみると、
ピーター先生:「ひとつ例を挙げると“抗利尿ホルモン”といって、夜間だけ尿をあまり作らないようにする尿ストッパーのようなホルモンがあるんです」
夜に尿を作りすぎないようにする尿ストッパーの役割を果たすのが“抗利尿ホルモン”。脳から分泌されていて、このホルモンが腎臓に働きかけて水分を体に戻すことで、夜に作られる尿の量を減らしているそうです。

夜間頻尿にはいくつか原因があり、年齢を重ねると夜間に分泌される抗利尿ホルモンが低下すると言われています。すると、夜に尿が多く作られるようになり、それが夜間頻尿の原因のひとつと考えられています。
しかし、抗利尿ホルモンは自分でコントロールすることはできません。そこでピーター先生は、尿を溜められる健康な膀胱にすることが大切だと説明します。
◆今日からできる!日本の伝統的な方法
ピーター先生が教える健康な膀胱を目指す方法のひとつは、おへそから指4本分ほど下にあるとされる「丹田」を温めることだといいます。

ピーター先生:「丹田を温めると、丹田の下の組織が膀胱に近いので、その組織の血流が良くなるというのが日本の伝統的な考え方です」
丹田を手で優しくさすって温めると下腹部が温まり、膀胱周辺の血流促進が期待できます。その結果、膀胱が本来の働きをしやすくなる可能性があります。
就寝時に腹巻きや湯たんぽを使い、おなかを冷やさないようにすることもおすすめだそうです。

もうひとつの方法は、昔ながらの「青竹踏み」です。
有働さんも実際に試してみますが、「何らかには良さそうですけど、頻尿とどう関係あるんでしょうか?」と疑問を抱きます。
ピーター先生:「信州大学の研究成果では、青竹を踏むことによって、ふくらはぎ・骨盤の神経回路が刺激されて、頻尿の改善が期待できるとされています」
足の裏には多くの神経が集まっており、青竹踏みの刺激が足の裏の神経から脳に伝わるとされます。その結果、自律神経の働きが整い、骨盤周りの血流改善を促すことで、膀胱の働きをサポートすると考えられています。

青竹踏みは、朝に1回、夕方の入浴後か就寝前に1回、それぞれ2分間ずつ行うのがおすすめだそうです。痛みがある場合は、無理をしないようにしてください。
久しぶりの青竹踏みを2分間頑張った有働さんも「痛気持ちいい上に、効果がもし出てきたらうれしい。丹田を温めたり、青竹に乗ったり、自分の体で尿もコントロールできるように、いろいろトライしてみるのが大事ですね」と期待を寄せていました。
