終戦の日に靖国神社を参拝に訪れた小泉防衛相=15日午前7時26分、東京・九段北

 小泉進次郎防衛相は終戦の日の15日、東京・九段北の靖国神社を参拝した。黄川田仁志沖縄北方担当相、城内実経済財政担当相、小野田紀美経済安全保障担当相も参拝。自民党の鈴木俊一幹事長ら党幹部3人はそろって参拝した。高市早苗首相は参拝を見送り、鈴木氏を通じて自民総裁として私費で玉串料を奉納した。中韓両国は反発した。首相は全国戦没者追悼式が行われた日本武道館の駐車場で、近接する靖国神社の方角を向き「二拝二拍手一拝」を行い、遥拝した。

 終戦の日の閣僚参拝は7年連続。4閣僚の参拝は安倍政権下の2020年以来となる。靖国神社には極東国際軍事裁判(東京裁判)のA級戦犯が合祀されている。

 中国外務省報道官は、首相の玉串料奉納と閣僚参拝に強烈な抗議をしたとの談話を出した。韓国外務省は報道官論評で「歴史を忘却した時代錯誤な行為に遺憾の意を禁じ得ない」と批判した。

 小泉氏はX(旧ツイッター)で「不戦の誓いとともに、戦後日本が平和国家の歩みを積み重ねてきた責任をこれからも果たす決意を新たにした」と強調した。